同い年の2人が『ファーストラヴ』で初共演!中村倫也&北川景子、声を揃えて「窪塚さんはカリスマ」

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同い年の2人が『ファーストラヴ』で初共演!中村倫也&北川景子、声を揃えて「窪塚さんはカリスマ」

第159回直木賞を受賞した島本理生の同名小説を映画化した『ファーストラヴ』(2月11日公開)の完成報告イベントが1月12日に東京ポートシティ竹芝で開催され、北川景子、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、堤幸彦監督が登壇。同じ年だという北川と中村だが、中村は「(北川は)もっとツンケンしているのかなと思った」と口火を切り、「実際はオープンなマインドを持っている方。すごく真面目でストイック。求められることに対しての意識が高い」と北川の魅力に惚れ惚れ。「僕はすぐサボっちゃう。爪の垢を煎じて飲みたい。あとで爪をください!」と語り、北川と会場を笑わせた。

北川景子、バッサリ髪カットの心境は?
北川景子、バッサリ髪カットの心境は?

事件を取材する公認心理師の真壁由紀(北川)が、容疑者と面会を重ねるうちに自分の過去の記憶と向き合っていくさまを描く本作。役作りのために髪を30センチ以上カットした北川は、「ずっと切りたいなという気持ちがあった。せっかく切るなら、大切な思い入れのあるお仕事で切りたいと思っていて。このような作品ををいただいて切ることができたので、ご縁をいただいたという気がします」と清々しい笑顔で明かした。

『ファーストラヴ』の完成報告イベントが開催された
『ファーストラヴ』の完成報告イベントが開催された

本作で初共演を果たした北川と中村。北川は「同い年の役者さんと共演させていただくことって、あまりなくて。同い年と知って、クランクインの前から勝手にフランクな感じでいっていいのかなと思って」と中村を見てニッコリ。「初めての方と会うのはいつも緊張してしまうんですが、今回はあまり緊張しなかった。同級生って感じがすごくした。ジェネレーションがまったく一緒だから、観て来た作品も一緒」とシンパシーを感じることも多かったという。

そんな2人にとって、窪塚は特別な存在だという。北川は「2人で『窪塚さんはカリスマ』って話をしていた。2人共、ドキドキしちゃって」と窪塚との共演に緊張していたことを打ち明けると、中村も「『緊張するね』って話していた」と苦笑いを浮かべ、「オファーをいただいて、お兄さん役が窪塚さんだと聞いて『断ろうかな』って思ったくらい。恐れ多くて。いまも隣にいさせていただいて、“いちファン”というふわふわした感じを出さないようにしようと、重力を人の倍くらいにしている感じ」と恐縮しきり。

中村倫也、うれしそう!
中村倫也、うれしそう!

窪塚は「そういうこと、直接言って!」と笑い、「眉毛をちょっとピクッとさせるとか、この人は『瞬きをどこでやっているのかも覚えているんだろう』というくらい、自分の芝居のすべてがコントロール下にある。驚愕した。同じシーンがあるたびに驚かされた」と中村の芝居を大絶賛。「言葉の選び方やセンスにしてもすごく頭がよくて、顔もよくて、おもしろくて。そりゃあ、女性は惚れるわ」と続けると、中村は「いま酔っ払っちゃいました。ソワソワします。うれし恥ずかし、オーマイハート」と照れ臭そうに語っていた。

また涙の応酬となる壮絶なシーンを2人で乗り切ったのが、北川と芳根。芳根は「北川さんを前にするとできないかもと思う間もなく、涙があふれた。乗り越えられたのは、北川さんと一緒だったから」と感謝。北川は「自分たちの結びつきもさらに強くなった。コロナになる前は、しょっちゅうご飯に行っていました」と最高の関係を築けたことを明かしていた。

取材・文/成田おり枝

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