松坂桃李、松浦亜弥に「サインをやんわり断られた」中学時代を告白!
松坂桃李主演映画『あの頃。』(2月19日公開)の完成報告会が1月18日に神楽座で開催され、松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、今泉力哉監督が登壇。昨年12月10日に戸田恵梨香との結婚を発表後、初の公の場となった松坂は、司会の青木源太アナウンサーから「結婚おめでとうございます」と言われて笑顔を見せた。イベントはオンラインで生配信された。
『あの頃。』は、神聖かまってちゃんの元マネージャー、劔樹人による自伝的青春コミックエッセイの映画化作品。大学受験に失敗し、彼女なし、金なしのどん底生活を送る劔(松坂)は、松浦亜弥をきっかけにアイドルに魅せられ、仲間と共に情熱を傾けていく。
松坂は、劇中で“推し”の松浦と同じ中学校出身ということで、オファーを受けた時に「松浦先輩か!と。当時、『Yeah! めっちゃホリディ』とか、グワッといってる時だったので、そのときの記憶が蘇り、これはやるしかないなと思いました」とコメント。
さらに学校で見かけた松浦について「ああ、スターってこういう輝き方をするんだなと。歩くたびにキラキラしたものが残り香のように残っていくというか。中学1年生の時に、サインをもらいに行ったんですが、やんわり断られました。『すいません。事務所が…』と」と苦笑いした。
その後、キャスト陣がそれぞれの推しを発表。松坂は「SLAM DUNK」を挙げ「みなさん、映画化になるの、ご存知ですか?激震が走りましたね。それくらい『スラムダンク』ファンのなかでは、異例というか、事件みたいでした。これがきっかけで中学校時代、バスケットを始めたので」と大興奮。
青木アナから、結婚後の時間とお金の使い方について尋ねられると「もともと僕自身、物を買ったりとかがないので。健康をより一層、大事にしようとは思いました」と語った。
仲野は「車」だそうで「古い車が大好きで、ネットを見てるのが楽しい」とコメント。山中は「ネパールカレー」で「僕はカレー好きで、カレーマイスターという資格を持っています」と意外な趣味をアピール。
若葉は眼鏡に凝っていて「白山眼鏡店」と、コカドはベランダでキャンプをする「ベランピング」と、今泉監督は、1月17日に日本卓球選手権女子シングルスで5年ぶり5度目の優勝を飾った「石川佳純」を挙げた。芹澤は「エッセイストの上原隆」と言ったあとで、恥ずかしそうにジャケットに散りばめた「推し」を披露し、笑いを取った。
取材・文/山崎伸子