リブート版『トゥームレイダー』続編が再始動!監督に気鋭のドラマクリエイターが就任
HBOのドラマシリーズ「ラブクラフトカントリー 恐怖の旅路」で、J.J.エイブラムスやジョーダン・ビールらと共に製作総指揮を務めたミシャ・グリーンが、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(18)の続編で監督デビューを務めることがわかった。「Deadline」など複数メディアが報じている。
人気アクションゲームを原作に、2001年と2003年にアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化された「トゥームレイダー」シリーズは全世界興収4億ドル突破の大ヒットを記録。そのリブート版として製作された『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は、『リリーのすべて』(15)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルを主演に迎え、全世界興収2億7500万ドルを記録した。
一昨年秋に続編の製作が明らかになり、その際にはヴィキャンデルの続投とNetflix映画『レベッカ』(Netflixにて配信中)を手掛けたベン・ウィートリー監督の就任が発表。2020年内の撮影と2021年3月の公開が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で制作が延期に。
昨年秋にはヴィキャンデルが出演したテレビ番組内で、2021年中に撮影が開始されるとコメント。その後、ウィートリー監督と脚本家のエイミー・ジャンプが降板したとみられ、グリーン監督に白羽の矢が立ったようだ。
新たに監督に就任したことへの喜びを自身のTwitter上で語ったグリーン監督は、原作ゲームの旧シリーズでは「トゥームレイダー:レジェンド」が、新シリーズでは「ライズ オブ ザ トゥームレイダー」と「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のつながりがお気に入りだと投稿。
続編の詳細はまだ明らかになっていないが、挙げられたタイトルの内容が、なんらかのかたちでストーリーに反映される可能性が噂されている。続報に乞うご期待だ。
文/久保田 和馬