鈴鹿央士、鈴木仁を「じんたん」と呼んでニッコリ!上京後のバイト経験も明かす
シリーズ累計600万部を突破した同名の人気コミックスを実写映画化した『ホリミヤ』(2月5日公開)の劇場版公開とテレビドラマ放送を記念した生配信イベントが1月28日に東京都内で開催され、鈴鹿央士、久保田紗友、鈴木仁、 岡本莉音、小野寺晃良、マーシュ彩、さくら、曽田陵介、井上祐貴、松本花奈監督が登壇。現場での仲よしエピソードや、自身の青春について語り合った。
新鋭、松本花奈が監督を務めた本作。地味で友達のいない宮村(鈴鹿)と、優等生でクラスの人気者の堀(久保田)が、お互いの秘密を共有したことをきっかけに、距離を縮めていく姿を描く。鈴鹿は「同世代の俳優たちが集まって精一杯、作った。間もなく門出、公開されるということで、とてもうれしい気持ちもありながら、少し緊張もしています」と挨拶。松本監督は「二面性というものは、みんなが共通して持っているものなんじゃないかと思っている。共感して観てもらえる作品になっていたらいいなと思います」と作品に込めた想いを語った。
「作品のなかで変化していく役」と演じた役柄を分析した鈴鹿は、「現場に漫画の原作を持っていっていたので、それを読みながら、現場の雰囲気で生まれたものも痛感しながらできたと思っています」とコメント。「それができたのも、松本監督、久保田さん、じんたんだったり…」と鈴木を“じんたん”と呼んで、2人で顔を見合わせてニッコリ。周囲からも笑い声が上がるなか、「いろいろな方の手を借りて、宮村伊澄という役をやり切れたかなと思います」と感謝していた。
現場ではカードゲームなどで盛り上がり、絆を育んだというメンバー。この日は「学生時代にやり残したこと」を発表することに。鈴鹿は「授業を抜けて青春」とのフリップを掲げ、「3時間目とかに抜けだして、コンビニに行って、友だちとパンと買って…という青春をしたかった」そう。
鈴木は「文化祭。なぜか文化祭は毎年、仕事がかぶっていたり、部活の応援に行っていたりして結局出られなかった。やりたかったな」とポツリ。久保田は「制服をたくさん着る。制服を着て、遊園地に行ったりしておけばよかったなと思います」と笑顔を見せる。またマーシュが「バイト。したことがないんです」と答えると、鈴鹿は「僕、こっちに来てからもバイトしてました。飲食店とか。一時期は、最近話題の自転車をこいで届けるやつとか」と告白。鈴木は「ピンポンが鳴ったら、鈴鹿央士がいるの!?」と驚いていた。
取材・文/成田おり枝