来たぞ!『シン・ウルトラマン』世界観が垣間見える特報映像&新ビジュアル!
日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」を庵野秀明が企画・脚本を、樋口真嗣が監督という『シン・ゴジラ』(16)のコンビで新たに映像化する空想特撮作品『シン・ウルトラマン』(初夏公開)。本日4時、同作の特報映像と新たなビジュアルが突然解禁され、そのなかで明かされている世界観と情報が衝撃を呼んでいる。
今回の映画では、「ウルトラマン」におけるウルトラマン、またはハヤタ隊員を想起させる"ウルトラマンになる男"を斎藤工が、主人公である彼の相棒役に『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(03)で特撮映画に出演経験のある長澤まさみが演じるほか、『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)も控える西島秀俊が重要な役どころを務めることが明かされている。また3人と共に、様々な脅威に立ち向かうメンバーの一員にHey! Say! JUMPの有岡大貴、早見あかり、田中哲司が扮する。その他、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが物語のカギを握る役どころを演じるという。
今回、解禁された特報映像は、未だにベールに包まれている本作の世界観の一端を垣間見る者となっている。地球上に巨大生物が地出現し、その危機に対応、緊迫する人類の状況が登場人物の表情、行動で明かされていく。そして、最後にゆっくり立ち上がるウルトラマンの姿が…。登場人物たちが胸につけてるマーク、「ウルトラマン」を知る人なら「おっ!」と驚くはずの巨大生物のフォルムなどは本作のテイストを感じさせるに十分余りある情報であり、アルカイク・スマイルにヒントを得て創出されたという美しいウルトラマンの表情には、口を開きかけている印象も…。
そして同時に解禁された新たなビジュアルは2種類。1枚目には3点のアイテムが並び、「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」という言葉が添えられている。これらは「ウルトラマン」を愛する人たちには何を意味するのか?どんな役回りが登場するのか?それを十分に想起させるものであり、期待を高まらせられる。
2枚目は、斎藤、長澤、西島、有岡、早見の鬼気迫る眼差しが切り取られたの。その視線の先に一体、何があるのか?彼らの全体像はもちろん、まだまだ謎は多いようだ。「ウルトラマン」55周年記念作品でもある『シン・ウルトラマン』。世界を魅了する、われらの巨大ヒーローの新生、その瞬間を楽しみに待とう。
文/大場徹