ディズニーアニメ『ラーヤと龍の王国』吉川愛がヒロイン役のの声優に決定!
ディズニー・アニメーション待望の最新作『ラーヤと龍の王国』が、映画館とディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」のプレミア アクセスにて3月5日(金)より同時公開がスタートする。このたび、そのニューヒロイン“ラーヤ”役の声優を、現在NHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演し注目を集めている吉川愛が務めることが決定した。
本作は、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー。幼い頃のある出来事により父を失い、他人を信じることをやめ、たった一人で生きてきた孤独なヒロイン・ラーヤは、伝説の“最後の龍”の力を蘇らせバラバラになった世界を再び一つにするために王国の最後の希望として一人旅立つ…。
大のディズニー好きで、今作が声優初挑戦となる吉川。ディズニーUS本社のオーディションを経て射止めたラーヤ役に「絶対に受からないと思っていたので、受かったと聞いた時には『これは現実なのか?』と信じられなかったです。はじめは喜びの方が大きかったのですが、初めて声優をやらせていただくのがまさかのディズニーさんということもあり、だんだん緊張の方が増してきました」と心境を明かす。
声の演技については、「普段ドラマや映画だと、表情や動きでうまく表現することができるんですが…。声だけで表現するというのはものすごく難しい」とも。孤独を背負いながら“最後の龍”を探し出し、世界を救うことを諦めない芯の強さをもつラーヤだが、自身と重なる部分については「私自身、初めてお会いする方に対して慎重すぎるところがあって、そこはラーヤに共感できるなと思いました」と、共通する部分もあったようだ。
また「一緒に旅をするトゥクトゥクが特に癒されるキャラクターですが、どのキャラクターも本当にかわいいです」と吉川が語る通り、ディズニー・アニメーションならではの数々の魅力的なキャラクターたちにも注目が集まる今作。さらに“信じあう心”が大きなメッセージとなっているが、「ひとつになるには『お互いを信じあうことが大事なんだよ』と教えてくれる、『自分が信じたら、相手も信じてくれる』と、そんな風に自分を変えることができるような、ものすごく素敵な作品だと思います」とその魅力を熱弁。今回の経験を「一生の思い出で、一生の宝物」だと力強く語っている。
本作では、そのほか“最後の龍”シスー役を数々の話題作の声を務める高乃麗が、ラーヤの父親ベンジャ役を『ズートピア』(16)でニック役も担当した森川智之が務めるなど実力派声優陣が脇を固めており、豪華キャストが命を吹き込んだラーヤたちの大冒険にさらなる期待が高まる!
文/富塚沙羅