『ラ・ラ・ランド』が日本で首位スタート!オスカー効果で今後にも期待
現地時間2月26日(日本時間27日)に第89回アカデミー賞授賞式で最多6冠に輝いた『ラ・ラ・ランド』が、日本の興行でも絶好調!オスカー直前という抜群のタイミングで公開され、大量露出となったメディアでの高評価も追い風となり、2月25・26日の週末ランキングで堂々の初登場1位を獲得した。
前作『セッション』(14)で映画ファンの心を掴んだデイミアン・チャゼル監督と、人気、実力ともに申し分のないライアン・ゴズリング&エマ・ストーンの豪華タッグが叶い、話題性は十分だった本作。オスカー前哨戦での圧勝ぶりも後押しとなり、土日2日間で動員は29万人、興収は4億1600万円という好調なスタートを見せた。
第89回アカデミー賞では作品賞こそ逃したものの、主演女優賞、監督賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、主題歌賞の最多6部門を受賞。華麗な歌やダンスがふんだんに盛り込まれたミュージカルということもあり、音楽ファンへの訴求効果も抜群。今後は良質な口コミも見込まれ、息の長い興行が期待できそうだ。
4位にランクインした『トリプルX:再起動』も初登場の作品。人気スパイアクションシリーズの12年ぶりとなる第3作で、1作目の主演を務めたヴィン・ディーゼルが主演に復帰した。土日2日間の成績は動員11万5000人、興収1億4500万円。
そのほか、『プラダを着た悪魔』(06)のデビッド・フランケル監督が手がけ、ウィル・スミス、キーラ・ナイトレイ、ケイト・ウィンスレットら豪華スター競演による感動のヒューマン・ドラマ『素晴らしきかな、人生』が8位に初登場。また、中川大志&飯豊まりえ主演という若手スターがタッグを組んだ学園ラブストーリー『きょうのキラ君』が、惜しくも11位という圏外スタートとなった。【トライワークス】
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