日本ドラマの魅力を再発見！もっと観たいJドラマ Vol.2 【恋愛ドラマ&再放送編】

大ヒット作の続編や人気脚本家が手掛けた話題作など、2020年に放送された日本のテレビドラマからイチオシ作品を厳選！本編だけでなく、BOXに収録されている音声解説やメイキングなどの特典で何度も楽しみたい。第2回はあいみょんの主題歌もヒットした恋愛ドラマや再放送された名ドラマをピックアップ！

「私の家政夫ナギサさん」

四ツ原フリコの漫画を多部未華子主演で実写化したラブ・コメディ。不器用なキャリア・ウーマンのメイ(多部)は何でもこなす家政夫のナギサさん(大森南朋)に心安らぎつつ、ライバル会社の田所(瀬戸康史)と急接近する。

POINT：働く女性からの共感大!
仕事はできるが、生活力ゼロのメイを多部が自然体に演じ、多くの共感を呼んだ。あいみょんの主題歌「裸の心」も心に染みる。

「姉ちゃんの恋人」

岡田惠和がオリジナル脚本を手掛けたラブ&ホーム・コメディ。弟3人を養うために明るく懸命に働く姉の桃子(有村架純)と、心に傷を抱える同僚の真人(林遣都)。2人のハロウィンからクリスマスにかけての新たな日常を描く。

POINT：安定の主演&脚本家コンビ
脚本家の岡田と主演の有村は、今作で6度目のタッグ。何気ない日常の幸せを描く岡田の物語と有村の快活な演技に心が温まる。

「＃リモラブ～普通の恋は邪道～」

新型コロナウイルスの感染が広がりつつある日本で、社員の健康を管理する産業医の美々の恋を描くラブ・ストーリー(波留)。SNSで知り合った顔も名前も分からない誰かに恋をした彼女が、同じ会社にいると判明した思い人を捜す。

POINT：現実を反映したSNSから始まる恋
マスクの着用やテレワークなど、新型コロナウイルスにより変わりゆく現実をリアルに反映。物理的に会えない孤独や寂しさをSNSで埋め合う人々の感情をつぶさに表現している。

再放送によって名作ドラマの人気が再燃！

コロナ禍でのドラマ製作が困難だった2020年は、亀梨和也＆山下智久による主題歌も大ヒットした「野ブタ。をプロデュース」、仲間由紀恵演じる教師“ヤンクミ”がヤンキー高校生にぶつかっていく「ごくせん」など過去の名作ドラマが数多く再放送。「愛していると言ってくれ」や「やまとなでしこ」の再放送は往年のファンはもちろん、当時は生まれていなかった10代の視聴者も楽しませてくれた。

文/かわむらあみり