スペインのレオノール王女、9月から英国のロイヤル御用達校に留学!
スペインのフェリペ6世国王とレティシア王妃の長女で、王位継承第1位のレオノール王女(15)が、コロナ禍にありながら、今夏より、イギリスのアトランティック・カレッジに進学することが明らかになった。スペイン王室が明らかにしたもので、これまでにも、オランダのウィレム=アレクサンダー現国王(53)、ヨルダンのラーイヤ・ビント・アル=フセイン王女(35)が同校を卒業しているほか、ベルギーのエリザベート王女(19)が入学したロイヤル御用達学校として知られている。
非営利の国際的な教育機関である国際教育組織(United World College)として、1962年に初めて設立されたイギリス校は、ウェールズの美しい海岸線にそびえ、セント・ドーナッツ城をベースにした、由緒ある全寮制の共学高校。ここには、16歳から19歳までの、文化的にも経済的にも多様なバックグラウンドを持つ350名の生徒が在籍。出身地は155か国以上に及び、王族から難民まで、さまざまな生徒が在籍するとのこと。異文化の理解を目指し、10月31日で16歳になるレオノール王女は、世界各国から選抜された学生たちと、生活と勉強を共にする。
レオノール王女は、13歳ではじめて公の場でスピーチを披露し、堂々として落ち着いた口調が「未来の女王にふさわしい!」と絶賛された才色兼備のロイヤルで、米「ABC」などは、「レオノール王女は学校が課している匿名で受ける試験に、忖度なしで合格した」として好意的に報道。キャンパス内にある寮で他の生徒と共に生活することになっており、6万7000ポンド(約981万円)の学費は、フェリペ6世国王から直接支払われるという。
しかし、父フェリペ6世国王の父で、レオノール王女の祖父でもある、前国王だったフアン・カルロス1世に、2014年の退位後も過去の愛人問題や金銭疑惑が次々と浮上。昨年8月には、王室や息子への批判の高まりを回避するためとしてアラブ首長国連邦に移住したことが明らかになったが、事実上の亡命と言われており、「スペイン放送協会」などは、「レオノール王女は、祖父と同様にスペインを去るようだ」と辛らつに伝えている。
文/JUNKO