坂口健太郎、『劇場版シグナル』のアクションに手応え!北村一輝は撮影の“さみしさ”を告白

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坂口健太郎、『劇場版シグナル』のアクションに手応え!北村一輝は撮影の“さみしさ”を告白

韓国の同名ドラマをリメイクしたテレビドラマのその後を描く映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』(4月2日公開)の完成報告会が3月2日に湾岸スタジオで開催され、坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋が登壇。坂口が「アクションという大きなキーワードがあった」と劇場版の見どころを明かし、「(演じる)三枝健人なりの、すごくいいアクションシーンが撮れた」と手応えを語った。

『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の完成報告会が開催された
『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の完成報告会が開催された

謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、共に未解決事件を解決していくという斬新な設定が話題を呼んだドラマを、オリジナルストーリーで映画化した本作。坂口は「連続ドラマでしっかりと終わりを迎えている。新しくオリジナルでストーリーを作ると聞いた時は、クオリティの高さをどこまで持っていけるのか。ただの刑事モノというよりは、過去と現在が交錯する話なので、内容を深めていかないと難しくなるだろうと思った」と不安もあったというが、撮影しながらどんどん作品の世界観に浸り、納得のいく完成作が仕上がったという。


三枝健人役の坂口健太郎
三枝健人役の坂口健太郎

アクションも大きな見どころとなり、坂口は「アクション監督が『痛みがちゃんと人にわかるようなアクションシーンを撮りたい』という、こだわりを持って撮ってくれた。それが画にも出ていている。出演している身ですが、とてもおもしろかった」と出来栄えに満足の表情。「三枝健人なりの、すごくいいアクションシーンが撮れた」と語った。

熱血刑事・大山役の北村一輝
熱血刑事・大山役の北村一輝

“過去”を生きる熱血刑事を演じているのが北村だ。「僕は誰とも会っていないんですよ」とポツリとこぼし、周囲も大笑い。生きる時代が違う男を演じているため、共演者とも顔を合わせることがほとんどないそうで、「いつも一人ぼっちで撮る。会ってもワンシーンくらい。今回もずっと一人だった。みんな元気にやっているのかなと思いながら、撮影をしていました」と苦笑い。「司会から孤独を感じていた?」と聞かれると、「それです!」と即答していた。

またこの日は、オンラインでファンとつながるひと幕も。ファンから「クールな現場なのかなと想像する。現場で一番、笑っている方は?」と質問が上がると、坂口は「みんなニコニコしていますよ」と笑顔でコメント。「シリアスなシーンがとても多いドラマ。だからカメラが回っていない時は、ニコニコしていたいなと思った。みんなでおいしいご飯屋さんの話をしたりして、チームで和気あいあいとしていました」と、いいチームワークを築けたと話していた。

取材・文/成田おり枝

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