綾瀬はるか、岡田健史を「美しい顔。なんでもできる人」と絶賛『奥様は、取り扱い注意』舞台挨拶
綾瀬はるかと西島秀俊共演の人気ドラマを映画化した『奥様は、取り扱い注意』の公開記念舞台挨拶が、3月20日にTOHOシネマズ六本木で開催され、綾瀬、西島、岡田健史、小日向文世、佐藤東弥監督が登壇。綾瀬は岡田について「美しいお顔で、アクションを覚えるのもすごい早くて。なんでもできる人なんだなと」と感心すると、岡田は「綾瀬さんに美しい顔と言われたら、ちょっとドキドキしますね」と恐縮した。
綾瀬は昨日初日を迎えた本作について「1年くらい公開が延期になるって聞いた時は、ずいぶん先だなと思っていたんですが、ようやくとてもいい時に公開できたんだなと思ってうれしいです。最近お客様がいないところで細々と(イベントなどを)やっていたので。皆さんにお会いできてうれしいです。ありがとうございます」と挨拶。
西島も「皆さんも大変な思いをされてて、僕たちも公開とか考えられない時もありましたから、こうやって公開されて、みなさんが劇場に来て観られる環境にあるのはうれしいことです」と喜びを口にした。
その後、撮影エピソードについてクロストーク。岡田は「クランクインが綾瀬さんとのシーンで、なおかつ珠里という役はすごく挑戦的な役だったので、その2つの大きな要因があってめちゃくちゃ緊張したのを覚えてます」とコメント。
綾瀬は岡田との現場を振り返り「本を読まれていたので、あまり話しかけられなかった」と言うと、岡田は「演技に関する本でしたが、読まなきゃ良かったなと。もっと現場で綾瀬さんとお話できれば良かった」と苦笑した。
小日向は、西島と綾瀬がアクションシーンを撮り終えたあとの姿を目にしたそうで「2人がやりきった顔をしてて。抜け殻のようになっていた」と言うと、西島は「なってないです」と大笑いする。小日向は「やりきったぞという笑顔がすごくて。本当に充実してるんだなと思ってみていました」と2人を称えた。
舞台挨拶の模様は全国115館で生配信され、大盛況のなか、幕を閉じた。
劇場版『奥様は、取り扱い注意』では、綾瀬演じる元特殊工作員の妻と、実は公安のエリートである夫の最強夫婦が、国家規模の陰謀に立ち向かう。ドラマ版は、2017年の放送当時、最高視聴率14.5%、総合視聴率25.6%をマークした。
取材・文/山崎伸子
※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びします。