『奥様は、取り扱い注意』綾瀬はるかと西島秀俊が語る、兄妹役と夫婦役で得た深い絆とは?
「ほかの役者さんだったら言えない文句も、はるぼうだと言える」(西島)
ドラマに続き、アクション監督の栗田政明が手掛けたダイナミックなスタントが度肝を抜く本作。2人が見せるキレキレのアクションは本シリーズの醍醐味だが、今回は菜美と勇輝の共闘シーンも見せ場となる。兄妹役を演じて以降、「兄ちゃん」「はるぼう」と呼び合う2人の息の合った戦闘シーンが白眉だ。
西島は「まさか2人一緒に戦うことになるとは。でも、当たり前のように信頼しあって動けた感じです」と言うと、綾瀬も「ドラマではVSのシーンはあっても、夫婦2人でタッグを組むことはなかったので、共闘シーンでは『やっとキターッ!』と思いました」と喜んだそう。
綾瀬が「兄ちゃんとのシーンは、かなりスムーズにいったよね」と言えば、西島は「たまに『遅いよ』とか言われたけどね」と苦笑い。「アクションチームもきっと苦労したと思いますが、相手との距離とカメラの位置が合ってないと、アクションがきれいに収まらないので難しいんです。基本的に、カメラははるぼうを追いかけていたので、僕は見えないところで、必死に走ってました(笑)」。
綾瀬は「兄ちゃんはアクションに慣れているし、いろいろと言いやすいんです」と言うと、西島も「それは僕も同じで、ほかの役者さんだったら言えない文句も、はるぼうだと言える」と、“兄妹”ならではの気のおけない関係性を感じさせた。
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2人が語る安心感と信頼感とは?
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