佐藤健、IMAXで観た『るろうに剣心 最終章 The Final』に「10年分の想いが胸に迫ってきた」

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佐藤健、IMAXで観た『るろうに剣心 最終章 The Final』に「10年分の想いが胸に迫ってきた」

るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)のIMAX、4DX、MX4Dでの公開を記念して4月8日に本作のIMAX公開記念イベントが、池袋のグランドシネマサンシャインで開催。佐藤健、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が、制作スタッフと共に、シリーズ初となるIMAXでの鑑賞をした後、IMAXならではの魅力を語り合った。

佐藤は「今日映画を観ていて、一番最初に感じた感情は、皆さまへの感謝の気持ちでした。10年分の想いが、すごく胸に迫ってきました」と万感の想いを口にした。

談笑する佐藤健と武井咲
談笑する佐藤健と武井咲

佐藤は「こんな作品に出会えることって普通にあることではないと思っていて。役者としても幸運ですし、それを皆さんと一緒に作れたことは、僕にとっても財産だなと思いました」と同席したスタッフ陣にも心から感謝した。

武井も「アクションの細かいところまで見ることができて、さらに臨場感を感じました。前作の時もそうでしたが、大友さんと大友組のスタッフの皆さん、佐藤健さんにくらいついていけば、こんなにすてきな景色を見させてもらえるんだなと、幸せに思っています」と言うと、新田も「本当にすばらしい規模のアクション映画に出られて幸せでした」と感無量の様子だった。

大友監督は「細かいことをやっていますが、IMAXだとすべてお客さんに届く。このコンディションで観てもらえたら、目の奥にある細かい感情も大画面で伝わる。もうIMAX一択です」と言うと、佐藤もうなずいた。

【写真を見る】「マッケンのまつげばかり見ていました」という佐藤健が撮影裏話を語った
【写真を見る】「マッケンのまつげばかり見ていました」という佐藤健が撮影裏話を語った

また、佐藤は「今日は特に、僕はマッケンのまつ毛ばかり見てました。毎回非常に美しい横顔だなと思って見てますが、今日は2mくらいありました」とスクリーンの大きさを強調すると、新田は「僕は全然見てなかったです」と笑みをこぼした。

続けて新田もIMAXの映像について「一度試写で観させていただいた時とは全然違って、一人一人のキャラクターにあるものが伝わってきました」と言うと、大友監督も「(新田が演じた)縁の憎しみのなかにある孤独や、剣心が強く受け止めたなかでの優しさ、武井さんの戸惑いとか、感情が複雑に見えるのがすごい魅力だね」と太鼓判を押した。
本作のあと6月4日(金)に公開予定の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』も同じくIMAXでの上映が決定したと発表されると、佐藤は「本当に喜ばしいです。IMAX一択なので。今日みたいな試写会をまたやりたいです」と語った。

全員でフォトセッション
全員でフォトセッション

『るろうに剣心 最終章 The Final』は、和月伸宏のコミックを大友啓史監督と佐藤健の主演で実写映画化した、アクションシリーズ「るろうに剣心」の最終章となる2部作の第1弾。剣心の十字傷の謎を知る上海マフィアの頭目・雪代縁と剣心との死闘が描かれる。

取材・文/山崎伸子

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