村上春樹原作、西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアルが到着!

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村上春樹原作、西島秀俊主演『ドライブ・マイ・カー』ティザービジュアルが到着!

村上春樹の短編小説を西島秀俊主演で映画化した『ドライブ・マイ・カー』。夏公開の本作のティザービジュアルが到着した。

原作は、2014年に発表された村上春樹の短編集「女のいない男たち」に収録され、妻を失った男の喪失と希望を綴った短編小説「ドライブ・マイ・カー」。監督、脚本を務めた濱口竜介はこの小説に惚れ込み、自ら映画化を熱望。商業映画デビュー作『寝ても覚めても』(18)で第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、短編集『偶然と想像』で第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞)を受賞、さらには脚本を手掛けた黒沢清監督作『スパイの妻 劇場版』(20)が第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)に輝くなど、国際的な舞台で評価を得た濱口が、西島、三浦透子、岡田将生、霧島れいから実力派俳優陣を集めて、本作を完成させた。

俳優であり演出家の家福(西島)は、愛する妻の音(霧島)と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音はある秘密を残したまま、突然この世を去ってしまう。2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、寡黙な専属ドライバーみさき(三浦)と出会う。悲しみと“打ち明けられることのなかった秘密”に苛まれてきた家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく。

今回解禁となったティザービジュアルには、主人公の家福と、彼の愛車「サーブ900」に乗り込んだドライバーのみさきの姿がドラマチックに切り取られている。


「その先にあるものを、僕はまだ知らない。」と添えられたキャッチコピーから、大きく動き出していく家福の運命が予感され、背後に広がる海とも相まってスケール感のある展開に期待が高まる。

これまでも圧倒的な表現力で人間の多面性や複雑な感情をあぶり出してきた濱口監督が、本作でどのような物語を紡ぐのか。また、原作者の村上の精神を映像として体験するという意味でも見逃せない作品となりそうだ。

文/鈴木レイヤ

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