『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』キャスト陣が完成を報告 「アニメーションを観ているのを忘れるくらいの絵力」
4月13日、Zepp Diver Cityにて、春以降の注目ラインナップを紹介する「ガンダムトピック2021」&『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』完成報告会見が開催。第1部には『ガンダムビルドリアル』総監督の本広克行、監督・脚本の田中佑和、ガンダムシリーズプロデューサーの小形尚弘が登壇し、第2部には、ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(5月7日公開)のハサウェイ・ノア役を演じた小野賢章、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一、レーン・エイム役の斉藤壮馬、主題歌を担当したロックバンド[Alexandros]が登場した。
「ガンダムトピック2021」では、アニメ「ガンダムビルド」シリーズの実写版「ガンダムビルドリアル」の第2話配信(4月26日/YouTubeガンダムチャンネル)を発表。田中監督は「大事にした部分は、あんまりSF過ぎないように…というところ。リアリティあるSF。ガンダムファン以外にも届けばいいなと思っています。第2話からは衝撃的な展開になっていくと思います」と本作の見どころについてコメント。本広総監督は「実写では青春物語の部分をしっかり描いています」とアピールしていた。
続いて、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』完成報告会見に登場した小野は「遂に完成したというか、この日を待っていたというか。去年の3月くらいにキャスト発表のイベントに出させていただいたと思うのですが、長い時間をかけてようやく完成した。早く本編を観たいですね」と、喜びのコメント。
上田は「多くの方が待ち焦がれていた映像。どんな映像、どんな音楽、どんな風にキャラクターが動くのか気になると思う。楽しんで観ていただきたいと思います」と笑顔を見せ、諏訪部は「先日、劇場で観たのですが本当に胸躍る、おもしろい作品になっていると思いました」、斉藤は「本当に多くの方の想いを背負って作られた作品。責任と覚悟を持って収録に臨みました」と挨拶した。
そして、注目ポイントについては「CGと手書きのシーンを融合させた映像が非常に自然なところ」と諏訪部。「観応えのあるビジュアルで、サウンドもこだわっているのがよく分かると思う。目にも耳にも楽しい作品」と胸を張ると、上田も「こんなにも説得力がある絵になっているのかと驚きました。アニメーションを観ているのを忘れるくらいの絵力です」とニッコリ。
上田は「劇場で観ると、人と人とが会話している時の緊張感も感じられますし、それが増すのかなと。日常的なシーンにも注目して、誰と誰がどういうところで関わっていくのか…というところも楽しんでほしいですね」と続け、小野は「モビルスーツ戦は大迫力!今回はいつもとまた違った視点からのモビルスーツ戦もある。もし本当に起こったら本当に怖いなというシーンもあるのでそこも注目していただければ」と話していた。
取材・文/平井あゆみ