阿部寛出演のマレーシア映画『夕霧花園』の日本公開が決定!ビジュアルも一挙公開

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阿部寛出演のマレーシア映画『夕霧花園』の日本公開が決定!ビジュアルも一挙公開

<スタッフ・キャストコメント>

●トム・リン(監督)

「この度、『夕霧花園』がようやく日本で公開される運びとなり、大変嬉しく思っています。過去3作品にわたって私の映画が日本で公開されてきましたが、今回が一番興奮し、また同時に緊張もしています。激動の時代の禁じられたロマンス──『夕霧花園』はそんな重厚な題材を扱っていますが、その中に強い愛や、哀れみ、そして救済のメッセージを伝えています。私が愛情を注ぎ手掛けたこの作品の物語が、みなさまに感動をもたらすことを願っています」

●阿部寛(中村有朋役)

「トム・リン監督より出演依頼がマレーシアのastro Shawという制作会社経由で事務所までメールで連絡を頂きました。話を進めるにつれ、監督の熱意が伝わってきました。まず脚本を読ませて頂き、そこから一年近く監督とのやり取りを経て本作品への出演を決めました。その後、歴史背景についてはドキュメンタリーや本などを通して色々リサーチし、有朋(アリトモ)の役は、日本庭園の庭師であり、また彫り師でもあり、日本の精神性を表現する文化ですから、実際に庭師の先生や、彫り師の先生、また茶道の先生たちにも直接ご指導頂きました。有朋のキャラクターはミステリアスとも言えるかもしれませんが、武士道のような一種の美学が彼にはあり、それは日本人の僕としてとても共感できるもので、そういう意味ではとても親しみが持て、演じやすい人物でもありました。監督から聞いた言葉でもありますが、悪者と善人を単純に描くという良くある戦争映画ではありません。戦争で傷ついた心をもつ人物たちが愛を通して理解し、許し合うラブストーリーです。そこを皆様にはぜひ観て頂きたいです」

文/タナカシノブ

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