トム・フェルトン、マルフォイの母親役ヘレン・マックロリーの早すぎる死を悼む

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トム・フェルトン、マルフォイの母親役ヘレン・マックロリーの早すぎる死を悼む

「ハリー・ポッター」シリーズでドラコ・マルフォイの母親、ナルシッサ・マルフォイを演じたヘレン・マックロリーが、現地時間4月16日にがんで亡くなったことを受け、ドラコ役のトム・フェルトンが自身の公式Instagramで、早すぎる突然の死を悼んだ。

父親役ルシウス・マルフォイを演じたジェイソン・アイザックスとマルフォイ一家の写真を投稿したトムは、17日に「こんなに突然お別れを告げなければいけないなんて、本当に悲しいです。彼女に言うチャンスがなかったけれど、作品のなかでも私生活でも、僕の人格を形成するうえで本当に力になってくれました。いつも自分に厳しく、ウィットに富んで弁が立ち、そして優しくて温かい心の持ち主でした」と早すぎる死を悼んだ。

トムとヘレンは、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)と『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)で共演して以来会っていなかったが、昨年7月、コロナ禍で外出自粛、自宅学習を続けている子どもたちやその保護者、教育者たちをサポートする目的で立ち上げた「Harry Potter At Home」で、シリーズ第1巻の朗読をする企画に参加したことで再会していたようだ。

ヘレンは、ダミアン・ルイスと2007年に結婚、娘のマレンと息子のガリバーという2人の子どもを授かっていた。


現地時間4月16日にダミアンが自身のTwitterでヘレンの死を明らかにしたが、昨年パンデミック下で、夫妻は街中のレストランの料理を、国民保健サービス(NHS)のスタッフに提供するプログラムなどを支援するため、寄付金を集める活動を行っており、本当に突然の出来事だったことがうかがえる。

18日にはダミアンが、「The Sunday Times」にヘレンへの追悼文を寄稿。前日に葬儀が行われたフィリップ王配の死を悼むとともに、2017年、ドラマへの貢献により大英帝国勲章(OBE)のオフィサーを授与されたヘレンの死を悼み、「彼女は女優である以上に、本当に素晴らしい人間だった。既に彼女が恋しい」と、つらい心情を吐露していた。

文/JUNKO

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