成田凌、トータス松本のサプライズ登壇に大感激!「日本でいま一番嫌われている男2人」とシンパシー

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成田凌、トータス松本のサプライズ登壇に大感激!「日本でいま一番嫌われている男2人」とシンパシー

松居大悟監督が自身の実体験をモチーフに書いたオリジナルの舞台劇を映画化した『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が5月15日にテアトル新宿で開催され、成田凌、高良健吾、若葉⻯也、藤原季節、目次立樹、松居監督が登壇。主題歌を担当したウルフルズのトータス松本がサプライズゲストとして駆けつけた。NHK連続テレビ小説「おちょやん」で“最低男”を演じた成田とトータスが顔を揃えた形となり、成田が「日本でいま一番嫌われている男2人」とトータスと向き合い、大きな笑顔を見せた。

高校時代の6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴の余興のために5年ぶりに集まり、昔の思い出に想いを馳せる姿を描く本作。トータスの登壇は、キャスト、監督にもサプライズで行われた。劇場の扉が開いてトータスが現れると、それぞれが「うわあ!」と興奮と喜びの笑顔を見せ、観客からも大きな拍手が上がった。

【写真を見る】成田凌&トータス松本、顔を見合わせて笑顔!
【写真を見る】成田凌&トータス松本、顔を見合わせて笑顔!

昨日、最終回を迎えた「おちょやん」では、成田が主人公である千代(杉咲花)の夫の一平役、トータスは千代の父であるテルヲ役を演じていた。一平もテルヲも“最低男”であったことから、成田は「なかなかいいんじゃないですか。いま日本で一番嫌われている男2人」とトータスと2人で大爆笑。


「おちょやん」で千代の初恋相手に扮していた若葉は「最低だよ!」と視聴者の想いをぶつけていたが、トータスは「嫌われていたなあ」、成田も「お互い様ですね!」とシンパシーを寄せつつ、「うれしい!鳥肌立ちました」と目尻を下げていた。

『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が行われた
『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が行われた

松居監督のたっての願いで、ウルフルズが本作の主題歌「ゾウはネズミ色」を書き下ろした。松居監督は「本作のモデルになった友だちがウルフルズが大好きで。その影響で僕もウルフルズがすごく好き」と愛情をあふれさせ、「現場に入る前に成田くんやプロデューサーと『最後にウルフルズの最新曲が流れたら、未来につながるよね』と話をしていた」ことから、手紙を書いてオファーをしたという。

手紙を受け取ったトータスは「映画を観させてもらって『これ、どうしたらええかな』と思っていた。僕らの曲も映画で取り上げてもらっているし、やったことのない感じの仕事だから、ビビっていた。そうこうしているうちに、仕事で成田くんと会うことになって『映画、観たよ。どんな曲がいいと思う?』と本音で聞いた」と不安な想いを成田に相談したそう。「そうしたら『やってくれるんですか!』というテンションで来たから、もうこれは断れないなと」と成田の喜んだ顔が、背中を押してくれたことを明かしていた。成田は「最高でした。すばらしかった。いい曲」としみじみと語っていた。

取材・文/成田おり枝

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