S・L・ジャクソン「米国人の役は米国の俳優に」発言で大炎上

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S・L・ジャクソン「米国人の役は米国の俳優に」発言で大炎上

サミュエル・L・ジャクソンが、米国人の役は米国の俳優に演じさせるべきだと発言してネットを炎上させている。英紙デイリー・メールによれば、サミュエルはニューヨークのラジオ局のインタビューで、映画『ゲット・アウト(原題)』で英国出身のダニエル・カルーヤが米国の黒人役を演じていることに言及。

「英国の黒人俳優がたくさんこういう映画に出ているんだよ。きちんとあれを理解できる米国人の兄弟が演じていたらと考えずにはいられない。ダニエルは、何百年も前から人種の違う男女が交際してきた国で育った。アメリカ出身の俳優が演じるべき役だったんじゃないか?ユニバーサルなこともあるが、そうでもないこともあるからね」と語ったと同紙は伝えている。

近年はイドリス・エルバ、キウェテル・イジョフォー、ジョン・ボイエガなど、英国出身の黒人俳優がハリウッドで大役を射止めるケースが目立つようになっている。

「米国人が英国人を演じているケースだってあるだろ」「『演じる』って、自分とは違うものになることでしょう?だったらどこの人間だって関係ない」「米国の俳優が下手だから外国人に役を奪われているだけ」

「俳優業界にもグローバリズムの波が」「ハリウッドは移民に寛容だったんじゃないのか」などのコメントが英紙デイリー・メールのサイトにも殺到している。

『スター・ウォーズ』シリーズに出演しているジョン・ボイエガもツイッターでサミュエルの発言を痛烈に批判。「英国の黒人VS米国の黒人。バカらしいクソみたいな対立。そんなことで無駄にする時間はないね」というつぶやきを投稿している。【UK在住/MIKAKO】

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