中国発のバイオレンスアニメ『DAHUFA -守護者と謎の豆人間-』公開決定！劇中カットも一挙解禁

中国発の異色のバイオレンスアニメ映画『DAHUFA -守護者と謎の豆人間-』が、今年日本で公開されることが決定。このたび同作よりポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

いまだ映画へのレイティング制度がなく、アニメ作品は子供向けとされている中国本土において制作側が「13歳未満の鑑賞はお控えください」と自主規制したことでも話題を集めた本作。中国史上初の大人向けアニメ映画として過激な暴力描写で熱狂的な支持を得るなど、中国本土では日本円で約13.5億円のスマッシュヒットを記録している。

王宮から失踪した皇太子を捜すため、とある謎の村に辿り着いた奕衛(イーウェイ)国の守護者ダフファー。そこで暮らしていた自らの意志を持たず喋らない見た目もそっくりな村の住人たちには、不気味な気配が漂っていた。ダフファ―は、この村に隠された秘密に迫っていく…。

このたび解禁されたポスタービジュアルでは、“そこは、ニセモノの目と口を付け人間を夢見る亡霊たちの村ー”というコピーが添えられ、主人公のダフファ―が奇妙な姿形をしたヒトのような生き物たちに囲まれる様子が写しだされている。あわせて解禁された場面写真でも、首がはねられた状態のその生き物の傍にたたずむダフファ―の姿が捉えられたりと、どれも独創的な世界観を感じさせる。

劇中に登場する支配者と村の関係は階級社会への皮肉として描かれており、過激な描写含め大人へ向けた独特のタッチで生みだされた本作。はたしてどんな作品となっているのか、続報を待ちたい。

文/富塚沙羅