山田杏奈が作間龍斗に向ける“乱反射”する恋心…『ひらいて』特報&ティザービジュアルが解禁
『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)など近年著作の映画化が相次ぐ綿矢りさの同名小説を、新進気鋭の若手監督・首藤凛のメガホンで映画化した『ひらいて』(10月公開)。山田杏奈が主演し、HiHi Jetsの作間龍斗、芋生悠が共演する同作より特報映像とティザービジュアルが解禁された。
『ひらいて』は高校生の三角関係を超えた切実な純愛を描く青春映画。成績優秀で校内で人気者の高校3年生の愛(山田)。彼女はクラスで目立たない謎めいた影を持つたとえ(作間)に片想いをしていた。ある時愛は、たとえが誰かからの手紙を読んでいる姿を目撃。その手紙の差出人は糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪(芋生)で、愛はふたりが密かに付き合っていることを知ってしまう。そして自らの気持ちを隠して美雪に近付いていく愛。それをきっかけに三人の関係は思いもよらぬ方向へと転じていくことに。
このたび解禁された特報では、主人公の愛がたとえの背中に熱い視線を送ったり、気持ちを加速させていく様子が映しだされている。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた愛の恋心はぢあいに暴走し、美雪に近付きふたりの関係を壊そうと企む。はたして「私のものになってくれないなら、嫌いでいい」と訴える愛の片思いの行方は…。
あわせて解禁されたティザービジュアルでは、山田が演じる愛と作間が演じるたとえ、芋生が演じる美雪がそれぞれ哀愁漂う表情を浮かべている姿がデザイン。才気あふれる若手監督と若手俳優たちの化学反応によって導かれる、新感覚の“ゆがんだ”恋物語に、期待は高まるばかりだ。
文/久保田 和馬
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