チャップリンやトリュフォー、「平成ガメラ」4K配信も!映画ファン垂涎の新配信サービスを体験してみた|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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コラム 2021/5/30 18:00

チャップリンやトリュフォー、「平成ガメラ」4K配信も!映画ファン垂涎の新配信サービスを体験してみた

チャールズ・チャップリンやフランソワ・トリュフォーといった映画史にその名を刻む名監督の作品や、『羅生門』(50)『雨月物語』(53)といった日本を代表する名作の数々。さらに「ガメラ」シリーズや『時をかける少女』(83)など時代を超えて愛され続ける作品までを、手軽にハイスペックで体験できるApple TVアプリの新チャンネル「MOVIE WALKER FAVORITE」が、先日スタートした。

5月27日のローンチ時点で洋画・邦画あわせて約200作品が視聴可能な本チャンネルには、ここでしか観ることができない映画ファン垂涎の作品がずらり勢ぞろい。早速加入して体験してみたので、注目のラインナップのなかから一部を紹介していきたい。

世界の喜劇王チャップリンの長編作品も!
世界の喜劇王チャップリンの長編作品も![c]Roy Export S.A.S. All Rights Reserved.

まずは、先日まで放送されていた連続テレビ小説「おちょやん」のなかでもフィーチャーされた世界の喜劇王チャップリンの数多くある作品のなかから、キャリア後半の長編9作品が配信。『街の灯』(31)や『独裁者』(40)といった、いまなお絶大な支持を集める人気作はもちろん、最後の監督&主演作でありながら、なかなか配信サービスでは観ることができなかった『ニューヨークの王様』(57)も。

リュック・ベッソン監督の初期作品もデジタル・レストア・バージョンで配信!
リュック・ベッソン監督の初期作品もデジタル・レストア・バージョンで配信![c]1988 GAUMONT

また、『大人は判ってくれない』(59)などフランソワ・トリュフォー監督の代表作や、リュック・ベッソン監督の初期作品のデジタル・レストア・バージョンなどの旧作に加え、近年の話題作も多数。

マーティン・スコセッシ監督が日本を舞台に描いた『沈黙-サイレンス-』(16)や、いまもっとも注目を集めている映画監督ポン・ジュノ監督がハリウッドで手掛けた『スノーピアサー』(13)、巨匠リドリー・スコット監督の『ゲティ家の身代金』(17)。さらにはビートルズやオアシスなどの音楽ドキュメンタリー作品なども充実しており、洋画ファンなら是非ともチェックしておきたいものばかり。

世界が認めた日本映画随一の名作『雨月物語』
世界が認めた日本映画随一の名作『雨月物語』[c]KADOKAWA 1953

そして「MOVIE WALKER FAVORITE」の特長の一つが、近年4Kリマスターが製作された過去の名作邦画の数々が、必要な視聴環境さえ整っていれば高品質の4K画質で楽しめるということ。昨年誕生から55周年のアニバーサリーイヤーを迎え、ドルビーシネマ版の上映も大きな話題を博した「平成ガメラ3部作」や、スコセッシ監督協力のもとで4K修復が行われた溝口健二監督の『雨月物語』や『山椒大夫』(54)、『近松物語』(54)。さらには松田優作主演の『野獣死すべし』(80)や『探偵物語』(83)といった名作・傑作の数々も続々4K化され、配信されている。

そのなかで、ローンチ直後に筆者が実際に視聴してみたのが、小津安二郎監督の名作『浮草』(59)だ。すでに他社サービスでも2Kのバージョンで配信されているが、それと比較してみるとオープニングのクレジットの時点で段違いのクオリティ。解像度の高さによって、小津監督のカラー作品独特の赤色と緑色の発色の良さも際立ち、有名な雨のシーンでは、雨粒の一つ一つまでしっかりと確認することができる。

昨年生誕55周年を迎えた「ガメラ」シリーズ
昨年生誕55周年を迎えた「ガメラ」シリーズ[c]KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 富士通 日販/1996

続けて再生したのは「平成ガメラ3部作」のなかでも随一の人気を誇る『ガメラ2/レギオン襲来』(96)。地下鉄のトンネル内など象徴的な暗いシーンが多いだけに、画面の暗部から怪獣たちのディテールに至るまではっきりと確認できる4K画質は本作にぴったり。スリル満点の対決シーンに、リアリティあふれる特撮。4Kの醍醐味を余すところなく味わうことができると同時に、公開当時の映画館体験に匹敵するワクワク感が呼び起こされてしまうこと間違いなしだ。

社会現象を巻き起こした90年代日本映画を代表する傑作『Shall we ダンス?』
社会現象を巻き起こした90年代日本映画を代表する傑作『Shall we ダンス?』[c]1995 KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 日販

邦画タイトルではほかにも、黒澤明監督の『乱』(80)や、『Shall we ダンス?』(96)など周防正行監督の初期代表作、黒沢清監督のサイコスリラー『CURE』(97)などが4Kで配信。4K以外にも市川雷蔵や勝新太郎、若尾文子といった大映映画が誇るスター俳優たちの出演作や、『犬神家の一族』(76)などの角川映画を代表する往年の名作に、入江悠監督の『太陽』(16)や深田晃司監督の『よこがお』(19)といった、近年高評価を集めた秀作も。

今後もトリュフォー監督作品など、巨匠監督の作品が続々追加されたり、ここでしか観ることのできない配信未解禁作品の充実も予定されていたりと、映画会社や洋画・邦画、新作・旧作にとらわれない名作の数々が追加される予定の「MOVIE WALKER FAVORITE」。

定期的に様々な切り口からの特集も予定しているということで、新たな発見に満ちた映画体験が待っていることだろう。是非ともチェックして、“おうち時間”での映画ライフをより充実させてみてはいかがだろうか。

「ガメラ55周年プロジェクト『平成ガメラ三部作』劇場用プログラム」「ガメラ55周年プロジェクト『平成ガメラ三部作』劇場用プログラム」
「平成ガメラ三部作」の立役者である金子修介監督、樋口真嗣特技監督、脚本の伊藤和典氏のインタビューや、監督たちの書き込み台本を特別公開!また、「水曜どうでしょう」のディレクター陣や、著名人が語る“ガメラ愛”。当時のガメラの印象を知ることができる報道記事・コラム記事など、ここでしか見られない内容が盛りだくさん。
発売中 定価:1,540円(10%税込)
ムービーウォーカー刊


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