Cocomi、明石家さんまから「お嬢さんぶってる」とツッコまれて苦笑!『漁港の肉子ちゃん』舞台挨拶が開催
明石家さんまが、直木賞作家、西加奈子の小説に惚れ込んで企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が6月11日に公開され、12日に公開記念舞台挨拶が開催。さんま、Cocomi、花江夏樹、石井いづみ、下野紘、渡辺歩監督が登壇。このイベントは生配信され、全員で鏡開きを行った。
『漁港の肉子ちゃん』は、漁港の船に住む訳あり母娘、肉子ちゃんとキクコの日常を描く感動のハートフルコメディ。STUDIO4℃が手掛け、『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務めた。肉子ちゃんの声を大竹しのぶ、娘キクコの声をCocomiが、キクコの同級生・二宮役を花江が務めた。
さんまは最初に「おいでやすのこがけんから『プロデューサーや主役が前に出る映画はおもしろくないと思われる』と言われて『さんまさん、これからこういう機会があれば控えるように』と言われたので、今日はプロデューサーらしいふるまいをと」と、本日は発言を控えめにすると宣言するが、舌の根も乾かぬうちに、いつもどおりに話し始め、笑いをとっていく。
舞台挨拶では、公式SNSで募集した質問がいくつかされた。そのなかで役との共通点を聞かれたゲスト陣。Cocomiは「ひとり言が多いという点が似てるかなと思いました」と答えると、さんまも「妹さん(Koki,)がお姉さんにそっくり!と、原作を読んで思ったらしいです」とうなずいた。
続いて花江が自分と二宮役との共通点について話そうとすると、下野がすかさず「変顔をするところですかね」とコメント。花江が「変顔しないです!そんなことしたことがない。僕のなにを知ってるんですか!」と下野にツッコむ。ご存知の通り、2人は「鬼滅の刃」で竈門炭治郎役と我妻善逸役を演じ、勝手知ったる仲である。
花江は気を取り直し「僕も(二宮役と同じく)普段は声が小さいんです。今回、登場人物のなかでもたぶん一番小さいくらいの声でぼそぼそとしゃべってました」と言うと、さんまが「プロデューサーとしては、役として合わなくても炭治郎でやってほしかった」とコメント。
花江は「役と合わないです!さんまさんの首を斬ります!」とツッコむと、さんまは「飛沫の刃」と合いの手を入れ、会場は大爆笑。
続いて「肉子ちゃんのように最近、満面の笑みになったこと」について尋ねられたCocomiは「練習が終わったあと、お気に入りの紅茶とチョコを食べた時です」と答えると、さんまが間髪入れずに「ほんまか、それ。お嬢さんぶって発言してるんじゃないの?」とツッコみ、笑いをとる。Cocomiは「本当です」と苦笑い。
最後にさんまは、木村拓哉、MISIA、関根勤、小堺一機、吉田拓郎らそうそうたるメンバーから映画を観て感動したという反響をもらったことを告げ、「小堺一機くんが『お腹が減って心がいっぱいになる映画だ』と言ってくれたので、今日からキャッチコピーに使わせていただきます。客席のみなさん、ネット配信で観てくれたみなさん、今日は売上げ、どうもありがとうございました」と言って、会場を大爆笑させた。
取材・文/山崎伸子
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