スカヨハが新宿に降臨!美背中あらわなセクシードレスで500人を魅了
日本発のSF作品の金字塔「攻殻機動隊」をハリウッドで実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)のレッドカーペットイベントが3月16日に歌舞伎町シネシティ広場で開催され、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督、山本花織、泉原豊、福島リラ、桃井かおりが登壇。寒空のもと、美背中あらわなブルーのドレスで登場したスカーレットが、輝くオーラで観客を魅了した。
この日は、最先端の技術を駆使した35mに及ぶ電脳レッドカーペットをメンバーが晴れやかな笑顔で闊歩。本作のコスプレに身を包んだ人の姿を見つけると大喜びの一同。サインや写真撮影に気さくに応えるなど、熱心にファンサービスに努めた。光と映像によるデジタルな世界観、豪華キャスト陣の登場に集まった約500人も大興奮の様子だった。
少佐を演じたスカーレットは、「スカーレット!」との大歓声が飛び交うなか「興奮しています」と挨拶。セクシーなドレス姿を披露したが「寒いので、少し震えていてごめんなさい」と苦笑いを見せ、「愛の結晶とも言うべき、一生懸命作った作品。日本でワールドプレミアを開催できてとても感動しています。私たちが楽しんで作ったように、みなさんにも楽しんでいただきたい作品」とアピールした。
たけしは「実写版の方がすごいんじゃないかと言うような感じがする」と胸を張り、「漫画で見た荒巻は汚いジジイだからどうしようかと思ったけど、監督と相談をしてやや恥ずかしくない頭にしていただいた」と演じた荒巻について説明。セリフが覚えられず、「スカーレットからカンペを出してもらった」そうで、「歴史に残る快挙」とスカーレットに大感謝。スカーレットも楽しそうな笑顔を見せていた。
桃井は「スカーレットは最高の女優さん。人間としても女としても超かっこよくて、最高でした。現場にいられただけで本当に幸せでした。I Love you」と語ると、スカーレットと熱いハグを交わして、会場から大きな拍手を浴びていた。
本作は、脳以外は全身義体であり、捜査組織・公安9課の先頭に立つ少佐の起源を追うSFアクション大作。士郎正宗原作のコミック「攻殻機動隊」は、1995年には『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』として押井守監督によりアニメ映画化され、その後も世界中にファンを広げ続けている。【取材・文/成田おり枝】