特別講師は瀬田なつき監督!中学生対象のワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2021」参加者募集
10月30日(土)~11月8日(月)開催の「第34回東京国際映画祭」にて、「映画を観る人、映画を作る人を育てる」ことを目的としたユース部門の特別企画として、中学生向けの映画制作ワークショップ「TIFFティーンズ映画教室2021」が実施される。
全国各地でこどもたちを対象に映画鑑賞、制作ワークショップを開催してきた「(一社)こども映画教室」とともに5年目の開催となる今年は、特別講師に『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(11) 、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)の瀬田なつき監督を迎えワークショップを開催。中学生たちがプロの映画監督やスタッフとともに本格的な映画づくりに挑戦し、完成した作品は今年度の東京国際映画祭にてワールド・プレミア上映される。
東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康は「映画を鑑賞するだけでなく、実際の制作に携わることは、そうした考察を深める上で大きな助けになる」とし、「TIFFティーンズ映画教室」を通じ、「将来の日本映画界を荷う人材が誕生するとしたら、これほどうれしいことはありません」と期待のコメントを寄せている。
こども映画教室代表理事の土肥悦子は「映画づくりは人と関わらずには成し遂げられず、また自分と向き合わずにはいられないもの」とし、「中学生という、人生においてもっとも多感で、もっとも生きづらさを感じる年代に映画づくりを体験することは彼ら彼女らにとって大きな自信となる」とアピールしている。
映画監督、スタッフ、プロの映画人に出会い、映画作りを通して“映画とは何か”が体感できる貴重な機会。夏休み期間中に開催されるワークショップ。中学生が今、この時代にどんな映画を創り出すのか、完成作品に期待したい。
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TIFFチェアマン、(一社)こども映画教室代表理事のコメント
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