ダイアナ妃の銅像が一般公開、ファンからの花束やプレゼントも!

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ダイアナ妃の銅像が一般公開、ファンからの花束やプレゼントも!

現地時間7月1日、生誕60周年を記念して、ダイアナ妃の銅像の除幕式が行われた。


その日は、わずか13人という小規模なセレモニーが行われたが、ケンジントン宮殿の門には、国旗模様の洋服や帽子をまとった往年のダイアナ妃のファンが集結。国旗や妃のポートレート写真、幼いころのウィリアム王子とヘンリー王子との3ショット写真や花束、「On Her 60th Birthday」「Remembering Princess Diana」と書かれた風船などが手向けられた。コロナ禍かつウィリアム王子とヘンリー王子の確執も伝えられていることもあり、2017年の没20年の時の盛り上がりとは比べ物にならないが、ダイアナ妃のファンたちが、デイジーで作られた「Princess Diana 60」と書かれたリースなどで妃の生誕60周年を祝ったと「Express」などが伝えている。

一般公開された現地時間2日は、10時の開園前からファンらが列を作り、1時間で100人の人が詰めかけたという。ガーデンデザイナーのピップ・モリソンによって、白やパープルの勿忘草やバラが咲く静かな空間がデザインされている。

ウィリアム王子とヘンリー王子が選んだ彫刻家イアン・ランク・ブロードリーは、「Evening Standard」で「ダイアナ妃は後年、人道活動に尽力し、とりわけ子どもたちに優しかった。同時に2人の子どもたちの母親だったことを意識した」「妃にはお会いしたことはないが、ウィリアム王子とヘンリー王子からいろいろな話を聞き、また写真もたくさんお借りした。ダイアナ妃の温かさ、エレガンス、エネルギーを込めるとともに、この銅像が2人の王子にとっての慰めと癒しになることを望んでいる」「寂しく孤立した感じにならないように、ダイアナ妃単体の像にしなかった」とコンセプトについて語っている。

ダイアナ妃は“王子2人の母”だけにならないよう子どもを3人に設定し、多様な人種であることに加え、男の子と女の子の2人が裸足であることなど様々な考慮がなされており、ファンからは感無量の声も。一方で、3人という人数や、妃の左側の男の子が正面からほとんど見えないことにも疑問を抱くファンも多い様子。「穏やかなダイアナ妃の顔が怖い」「メイ元英首相に似ている」といった銅像ならではの難しさや、「3人の子どもの意味が不明」「体の大きさから考えても、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子という孫を意識したのでは?」といった声も寄せられているが、解釈の仕方は様々。「王子たちが満足ならそれが一番だ」という声も多いようだ。

文/JUNKO

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