ティモシー・シャラメら豪華キャストがカンヌに勢揃い!ウェス・アンダーソン監督最新作がお披露目

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ティモシー・シャラメら豪華キャストがカンヌに勢揃い!ウェス・アンダーソン監督最新作がお披露目

現在開催中の第74回カンヌ国際映画祭で現地時間12日、コンペティション部門に出品されているウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年公開)のワールドプレミアが開催。レッドカーペットにティモシー・シャラメやベニチオ・デル・トロら豪華キャスト陣が集結した。

【写真を見る】ティモシー、アマルリック、スウィントン…目も眩むような豪華スターの大集合にカンヌが沸きあがる!
【写真を見る】ティモシー、アマルリック、スウィントン…目も眩むような豪華スターの大集合にカンヌが沸きあがる![c]2021 20th Century Studios. All rights reserved.

アンダーソン監督の長編第10作となる本作で描かれるのは、20世紀のフランスの架空の街にある米国新聞社の支局で活躍する、一癖も二癖もある才能豊かな編集者たちの物語。シャラメやデル・トロ、ジェフリー・ライトらウェス作品初参加の俳優に加え、レア・セドゥやマチュー・アマルリック、フランシス・マクドーマンド、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、オーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、リーヴ・シュレイバー、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマンと、名前を連ねるだけでも目が眩みそうな豪華俳優たちが一堂に会す贅沢な一本。

エイドリアン・ブロディも歓喜のハグ!
エイドリアン・ブロディも歓喜のハグ![c]2021 20th Century Studios. All rights reserved.


昨年のカンヌ国際映画祭でお披露目される予定だった本作だが、世界的なパンデミックの影響により映画祭自体が中止に。約2年ぶりの開催となった今年、待ちに待った上映を迎えるとあって会場には大勢のマスコミ陣とファンが殺到。そのなかに、アンダーソン監督を筆頭にデル・トロ、ブロディ、スウィントン、シャラメ、リナ・クードリ、マーレイ、ウィルソン、アマルリック、スティーヴン・パーク、そして音楽を担当したアレクサンドル・デスプラが1台のバスに乗って登場。ファンからの黄色い歓声が飛び交うなか、積極的にサインやセルフィーに応えるキャスト陣。さらにアンダーソン監督自らスマホを取り出し、全員で記念撮影をする一幕も見受けられた。

その後開催された公式上映では、事前の予約開始とともに大量の申し込みが殺到し、瞬く間に満員御礼。上映後には約9分間のスタンディングオベーションが巻き起こるなど会場は熱狂の渦に包まれた。すでに多くの批評家からも大絶賛の声が集まっており、来年のアカデミー賞の有力候補との呼び声も。

授賞式は現地時間17日夜に開催。吉報に期待!
授賞式は現地時間17日夜に開催。吉報に期待![c]2021 20th Century Studios. All rights reserved.

アンダーソン監督にとって『ムーンライズ・キングダム』(12)以来9年ぶりのカンヌ国際映画祭参加となった本作は、最高賞のパルムドールに輝くのか。続報に注目したい。

文/久保田 和馬

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