『竜とそばかすの姫』が3週連続の首位!『映画クレヨンしんちゃん』は初登場2位に
7月31日~8月1日の週末映画動員ランキング。新作5本がランクインするなど動きのある結果となった。
『竜とそばかすの姫』が3週連続1位に!『東京リベンジャーズ』も好調
今週も1位に輝いたのは『竜とそばかすの姫』で、土日2日間で動員28万4000人、興収3億6500万円をあげ、3週連続の首位を獲得。累計では動員236万人、興収33億円を突破している。公開4週目となる『東京リベンジャーズ』は動員17万6000人、興収2億1600万円で3位に。累計では動員207万人、興収27億円としている。
『映画クレヨンしんちゃん』や『ジャングル・クルーズ』など新作5本がトップ10入り
新作からは、『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が土日2日間で動員21万1000人、興収2億3900万円をあげて2位で初登場。初日から3日間での累計では動員27万人、興収3億円を突破する好スタートを切っている。
ディズニーパークの人気アトラクションを実写映画化した『ジャングル・クルーズ』は、動員11万2000人、興収1億5300万円で4位に。続いて、人気ゲーム「Fate/Grand Order」をテレビアニメ化した「Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア」の続編『Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿ソロモン-』が5位、トニー賞4冠やグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞に輝いた傑作ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』は6位となった。さらに、中国発のフル3DCGアニメーション長編『白蛇:縁起』も10位でトップ10入りしている。
ミニシアターランキング3位の『アメリカン・ユートピア』が興収1億円を突破
小規模公開作品を対象とするミニシアターランキングでは、5月28日に公開した『アメリカン・ユートピア』が先週に続いて3位をキープ。元トーキング・ヘッズのフロントマン、デヴィッド・バーンによるブロードウェイのショーを鬼才スパイク・リーがカメラに収めた作品で、公開から61日目となる7月27日時点で動員6万7000人、興収1億円超えを記録し、コロナ禍における音楽ドキュメンタリー映画として、異例の大ヒットとなっている。
公開に先駆けたマスコミ試写会で上映後に拍手が起こるなど前評判の高かった本作。「一生に一度の、至福の体験!」といった感想コメントがSNSを駆け巡ると、ラジオ番組でも特集が組まれるなど話題に。渋谷のシネクイントを中心とした爆音上映も連日完売になり、トーキング・ヘッズをリアルタイムで知る往年のファンだけでなく、20~30代の若い世代や親子連れも集客しているそうだ。
このほか、『パンケーキを毒見する』が1位、『アウシュヴィッツ・レポート』が2位、『サイコ・ゴアマン』が4位とミニシアターランキングでも新作から3本がランクイン。5位には公開3週目で先週の7位からランクアップした『少年の君』が入っている。
今週末には、ヴィン・ディーゼル主演のカーアクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、原作コミックが世界累計5000万部を突破する「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』、山田洋次監督が沢田研二&菅田将暉の共演で原田マハの小説を映画化した『キネマの神様』といったタイトルが控えている。
文/サンクレイオ翼
1位 竜とそばかすの姫
2位 映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
3位 東京リベンジャーズ
4位 ジャングル・クルーズ
5位 Fate/Grand Order 終局特異点 冠位時間神殿ソロモン
6位 イン・ザ・ハイツ
7位 ハニーレモンソーダ
8位 セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記
9位 ゴジラvsコング
10位 白蛇:縁起
※興行通信社調べ