その正体はミステリアス…考古学オタクの担任教師・加藤先生【妖怪大図鑑】

コラム

その正体はミステリアス…考古学オタクの担任教師・加藤先生【妖怪大図鑑】

勇者に選ばれた少年と個性豊かな妖怪たちが巨大な“妖怪獣”に立ち向かう、大人から子どもまでドキドキしながら楽しめる、夏休みにぴったりの映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が8月13日(金)から公開。この連載「妖怪大図鑑」では、本編に登場する妖怪&人間たちを一挙に紹介。映画の予習にはもちろん、映画を観たあとに気になったキャラクターのトリビアまで丸わかり。ちょっとコワくて、どこか憎めない、お気に入りの妖怪を探してみよう!

渡辺ケイ(寺田心)は、ひょんなことから勇者に選ばれ、妖怪の世界に足を踏み入れる
渡辺ケイ(寺田心)は、ひょんなことから勇者に選ばれ、妖怪の世界に足を踏み入れる[c]2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は、伝説の妖怪ハンターの血を引く気の弱い小学生、渡辺ケイ(寺田心)が廃校の神社で赤いおみくじを引いたことから始まる物語。フォッサマグナから現れた巨大な“妖怪獣”を倒すため、勇者を待ち望む妖怪たちの世界へ導かれていくケイが冒険のなかで出会うのは、見た目も個性も様々な妖怪たち。ケイと妖怪たちは妖怪獣に対抗するため、最終兵器“大魔神”を復活させることに。


神木隆之介はケイの担任の加藤先生役として登場
神木隆之介はケイの担任の加藤先生役として登場[c]2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

第34回:考古学オタクな担任教師・加藤先生

今回紹介するのは妖怪ではなく人間。ケイが通う小学校のシーンで登場する担任教師の加藤先生だ。本作の小説版によれば、本名は加藤彦一で、子どもの頃から生粋の考古学オタクとのこと。映画劇中でもフォッサマグナについて生徒たちに伝えたくて教師になったと語り、ものすごく楽しそうにケイたち生徒に向けて解説。そして「人間はなにも知らずにぼんやり生きている」と意味深な言葉をつぶやくのだが…。

加藤先生を演じる神木隆之介は、前作『妖怪大戦争』(05)で主人公のタダシを熱演。“麒麟送子”という勇者に選ばれ、妖怪たちと共に魔人・加藤保憲が率いる悪霊軍団に立ち向かった。そんな神木は、7月に行われた本作のイベントにおいて出演がサプライズ発表。「僕にはなぜ“加藤”先生なのかはわからないけれど、勝手に深掘りしています」と自身の演じた役柄について言及し、三池崇史監督からも「本編のラストでちらっと正体が見られます」とのコメントが。

加藤先生は物語のカギを担う重要な存在かも…
加藤先生は物語のカギを担う重要な存在かも…[c]2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

はたして加藤先生は何者なのか…。謎に包まれたその役柄についてはもちろんのこと、平成を代表する天才子役・神木と令和の天才子役・寺田の夢の共演シーンにも注目してほしい!

文/久保田 和馬


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