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巨匠スピルバーグ念願の監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日公開決定&予告編解禁

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巨匠スピルバーグ念願の監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』12月10日公開決定&予告編解禁

世代を超えて人々を魅了し続けるミュージカルを、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が念願の映画化を果たした『ウエスト・サイド・ストーリー』。この度、本作の日本公開日が12月10日(金)に決定し、予告編が解禁となった。

1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をベースにした物語。翌58年にはトニー賞2部門に輝き、61年には『ウエスト・サイド物語』のタイトルで映画化され、作品賞を含むアカデミー賞10部門を受賞した。

物語の舞台は1950年代のニューヨーク。差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは仲間と集団を結成し激しく敵対し合う。そんななかジェッツと呼ばれるチームの元リーダー、トニーは対立するシャークスのリーダーの妹マリアと出会い、一瞬で恋に落ちる。

解禁された予告編は敵対するチームの一触即発の対面シーンやトニーとマリアが出会うシーンなど、作品を代表する名シーンも。「異なる立場の者同士が手を取り合うことができるのか?」という本作のテーマが反映された名曲「Somewhere」も使用され、他にもミュージカルらしい華やかで躍動感のあるダンスシーンも盛り込まれている。


主人公トニー役を務めるのは『ベイビー・ドライバー』(17)で注目されたアンセル・エルゴート。トニーと恋に落ちるマリア役には、3万人のオーディションから新人レイチェル・ゼグラーが抜擢された。さらに、61年の映画版でシャークスのリーダーの恋人アニータを演じてアカデミー助演女優賞を受賞したリタ・モレノもトニーの良き理解者として出演している。

スピルバーグ監督にとって初のミュージカル映画となる『ウエスト・サイド・ストーリー』。不朽の名作をどのように蘇らせて、どんなメッセージを我々に提示するのか? 今から楽しみでならない。

文/入江奈々

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