「チェリまほ」「カノキレ」の赤楚衛二が素顔を封印!キュートすぎる“天邪鬼”に釘付け

コラム

「チェリまほ」「カノキレ」の赤楚衛二が素顔を封印!キュートすぎる“天邪鬼”に釘付け

寺田心が演じる勇者に選ばれた少年ケイと妖怪たちの大冒険を描く『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が現在公開中。杉咲花や大沢たかお、大森南朋ら豪華俳優陣が特殊メイクで妖怪役を熱演していることでも話題の本作で、ひときわ注目を集めているのは“天邪鬼”を演じる赤楚衛二だ。

本作は1968年より製作された「妖怪三部作」、2005年に神木隆之介主演で大ヒットを記録した『妖怪大戦争』(05)と、時代を超えて描かれてきた“妖怪”の物語を令和の時代にさらにスケールアップさせた壮大な冒険活劇。フォッサマグナから突如として出現した巨大な妖怪獣によって世界に未曾有の危機が迫るなか、日本の妖怪たちは妖怪獣に対抗するため、封印された“大魔神”を復活させる奇策を思い付く。そして伝説の妖怪ハンターの血を引く少年ケイに白羽の矢が立てられる。

【写真を見る】寺田心演じるケイとの友情が切なすぎる!赤楚衛二の、天邪鬼“らしさ”を引き立てる工夫が随所に
【写真を見る】寺田心演じるケイとの友情が切なすぎる!赤楚衛二の、天邪鬼“らしさ”を引き立てる工夫が随所に[c] 2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

「仮面ライダービルド」の万丈龍我/仮面ライダークローズ役で注目を集め、初の連続ドラマ単独主演作となった“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」で大ブレイク。昨年公開された『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)で主演の1人を務め、現在放送中の「彼女はキレイだった」でもメインキャストを務めるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍を見せる赤楚。本作では、端正なルックスを特殊メイクで封印し、完全に“天邪鬼”になり代わると同時に、これまでにない魅力を放っている。

“天邪鬼”はその名の通り、思ったことと反対のことを話すキャラクター。ケイと冒険の途中で出会い、いつの間にか旅の仲間になって奇妙な友情を育んでいくという役どころだ。初対面のケイに「久しぶり!」と挨拶をしたり、頭をぶつけても「痛くない!」と強がったり。ひねくれ者だけれどどこか憎めない愛らしさを感じてしまうのは、これまでもピュアで爽やかなキャラクターを演じてきた赤楚だからこそ。SNS上では「切なさも愛らしさもたっぷり」「愛すべき妖怪」など大絶賛の声が続々。


演じた赤楚自身も天邪鬼を大好きになって撮影を終えたとか
演じた赤楚自身も天邪鬼を大好きになって撮影を終えたとか[c] 2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ

「『ちびまる子ちゃん』の山田くんをイメージした」と天邪鬼の独特な声色について語る赤楚は「自分の顔を見ても自分とは思えないぐらい」と語るほどの大変身。また、ケイと出会うまで唯一の友達であった「白いガラケー」を触るシーンでは「平成初期のギャルをイメージしてやってみました」と、髪の毛をいじる仕草を取り入れたとのこと。

ほかにも身につけた時に動きにくい衣装ながら、ユニークな動きを自ら取り入れるなど、天邪鬼の魅力を引き立てる工夫を重ねたそうで、最終的には誰よりも天邪鬼を大好きになって撮影を終えたのだという。赤楚本人も「寝ている時にマネージャーさんから『寝てた?』と電話が来ると、『いや寝てないです』と答えてしまう」と、天邪鬼の片鱗を持ち合わせているとかいないとか…。

特殊メイクで顔が見えないことを逆手にとって、自身の持つチャーミングな一面を役柄に昇華させることに成功した注目俳優・赤楚衛二。彼の新たなハマり役ともいえる天邪鬼の活躍ぶりを、是非とも映画館で確かめてほしい!

文/久保田 和馬


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