画面いっぱいに映しだされる眼球…『牛首村』超特報映像は“謎”だらけ
北陸地方に実在するといわれる最凶の心霊スポットを舞台にした、「恐怖の村」シリーズの最新作『牛首村』(公開未定)。忌々しい子守唄と共に映しだされる奇異な動きをする少女の姿や謎の眼球など、一昨日の夜に突如として発信された6秒の超特報動画3種類が、SNSを中心に話題を集めている。
第3回となる今回、紹介するのは「目玉編」。画面いっぱいに映しだされる不気味な眼球…。すでに紹介した「振り乱す女編」と「日本地図編」とは異なる妙に明るい声で読み上げられるタイトルと、「首」の文字が絞められて折れてしまうような意味深な描写も。女優デビューを果たすKoki,をはじめ、萩原利久や高橋文哉ら注目の若手キャスト陣の出演が発表されている本作だが、いったい彼らにどんなおぞましい物語が待ち受けているのか…。
昨年公開され大ヒットを記録した『犬鳴村』(20)、コロナ禍に撮影が行われた『樹海村』(21)、そして本作『牛首村』と、立て続けに「恐怖の村」シリーズを発表している清水崇監督だが、現在は、すでに次なる映画企画の開発に着手しているという。
先日開催が発表されたのは、清水監督の次回作となる新たなホラーシリーズ企画を募集するという「鬼才?奇才!!発掘オーディション」。「世界はお前のもの-the world is yours-」をスローガンに、“主人公が10代〜20代前後の女性”や“水がある場所が物語に登場する”などの条件のもと、120分の長編ホラー映画を想定したオリジナルプロットを募集しているとのことだ。
昨日紹介した日本初のホラー映画専門フィルム・コンペティション「日本ホラー映画大賞」と同様、新たな才能を発掘することを目的とした本企画。採用されれば清水監督とタッグを組み、新たな恐怖を生みだす立役者になれるかも…。『牛首村』の公開が待ちきれないホラー映画ファンは、頭のなかにあるアイデアをひねり出し、このオーディションに挑戦してはいかがだろうか。
文/久保田 和馬