沢田研二「ながい、ながい、ながい撮影でした」単独主演作が公開決定!料理担当で土井善晴が参加
『キネマの神様』(公開中)に出演の沢田研二が主演する映画『土を喰らう十二ヵ月』が2022年秋に公開されることが決定。あわせて、1年6ヵ月に渡る撮影を終えた沢田よりクランクアップ時のコメントが到着した。
本作は、昭和を代表する作家、水上勉によるエッセイ「土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―」を原案に、『ナビィの恋』(99)の中江裕司が監督、脚本を手掛け、劇映画に仕立てたもの。沢田演じる作家のツトムは、人里離れた長野の山荘で一人、山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら、原稿をしたためている。
沢田単独主演作として昨年2月より撮影を開始した本作は、日本の里山を舞台に四季の移り変わりを描く作品ゆえに、1年の撮影を予定。しかし、コロナ禍での撮影は延期と再開を繰り返す事態となったが、7月26日についにクランクアップを迎え、1年6ヵ月に渡る撮影を終えた。
クランクアップ時の挨拶で沢田は「本当にながい、ながい、ながい撮影でしたけれど、本当の意味で超大作になるように期待しております。本当にお世話になりました。ありがとうございました」とコメント。挨拶後には愛犬を演じた“もも”の頭を何度もなでて、別れを惜しんだという。また、本作にはツトムが作る料理として、日本の生活に根付いた食事の数々が登場する。映画で料理を手がけるのは初となる料理研究家の土井善晴が、料理を作るだけでなく、沢田に料理や手さばきの指導、器選びまでアドバイスし、細部に至るまでその感性を活かしていることにも注目だ。
本作で描かれる‟土を喰らう“という言葉が表す、自然の中でその地で育った豊かな恵みを食し、季節の移り変わりと共に暮らすという世界観。2022年秋、日本人の味覚を刺激する!
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