木村拓哉と長澤まさみ、『マスカレード・ナイト』の再共演に「やっぱ最高です」

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木村拓哉と長澤まさみ、『マスカレード・ナイト』の再共演に「やっぱ最高です」

東野圭吾原作「マスカレード」シリーズの映画化第2弾『マスカレード・ナイト』(9月17日公開)の完成披露試写会が、9月7日にTOKYO DOME CITY HALLで開催。木村と長澤は、映画第1作目『マスカレード・ホテル』(19)以来、久しぶりに共演した。木村が長澤について「やっぱ最高です」と太鼓判を押すと、長澤も「私も最高です」と満面の笑みで答えた。

本作では、警視庁捜査一課の新田浩介(木村)が、ホテル・コルテシア東京の一流ホテルマンである山岸尚美(長澤)と再びバディを組んで潜入捜査をしていく。試写会には、木村、長澤のほか、中村アン、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸 石橋凌、渡部篤郎、鈴木雅之監督ら計14名が登壇した。

【写真を見る】『マスカレード・ナイト』の完成披露試写会が開催!長澤まさみが「木村さんは座長としての信頼感と安心感が200%」と笑顔
【写真を見る】『マスカレード・ナイト』の完成披露試写会が開催!長澤まさみが「木村さんは座長としての信頼感と安心感が200%」と笑顔

木村はコロナ禍で撮影した本作について「キャストの方々だけではなく、大晦日に開かれたマスカレード・ナイトという年越しパーティの撮影の時は、僕らキャストだけではなく、そこに参加してくださる大勢のエキストラの方たちもいて、長時間に及ぶ撮影で、細かいところまで、みんなが気を配ってくれました。誰か1人でも感染すると、撮影自体が止まってしまうので、衛生面をいろいろ考慮してくださったスタッフのおかげだと思うし、皆さんの日頃のケアの賜物だと思います」と感謝した。

木村は長澤について「前作『マスカレード・ホテル』の時は、いまのような状況じゃなかったので、撮影以外のこともいろいろとお話をさせていただいたのですが、今回は状況が状況だったのでできなくて。でも、ちゃんと相手を感じながらやってくださる方だなと、いつも思わせくれるし、相変わらず最高だなと思いました」と長澤を称える。

長澤は「恐縮です」と言ったあと「やっぱり木村さんは座長としての信頼感と安心感が200%ありますから。誰が来ても受け止めてくれる器の大きい方なので、安心してぶつかっていけるし、木村さん自身が集中力がある方なので、本当にありがたい環境でした。一緒に仕事をしていて刺激になりますし、すごく楽しくお芝居ができていたなと」と語った。

山岸尚美役の長澤まさみ
山岸尚美役の長澤まさみ

長澤が「全員がそう思っていると思います。沢村さん、そうですよね?」といきなり振られた沢村は「ごめん。膝しか見てなくて」と、長澤の膝が開いたドレスをいじり、会場は笑いに包まれた。続けて沢村は「木村くんは一緒にいて、ものすごく刺激をもらえるんです。現場は大変でしたが、充実した時間を過ごさせていただきました」とコメント。


また、長澤は沢村演じる日下部篤哉について「本当に大変なお客様でした(苦笑)。やはりお客様が絶対ですから、尽くすことがホテルマンの喜びで、応えていくことも喜びですが、難題を課せてくるんです。大変でした」と恨み節。

沢村は「ネタバレになってしまうので、多くは語れないんですが、せっかくお越しいただいたので、犯人を聞いて帰りますか?」と客席に呼びかけ、会場を爆笑の渦に包んだ。最後に木村が「本当に僕ら全員、キャスト、スタッフで、現場の状況は辛かったのですが、無事に撮りきりましたので、作りあげたものを受け取っていただきたいと思います」と力強く締めくくった。

取材・文/山崎伸子

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