エリザベス女王、「9.11」20年にウィンザー城で追悼式典を開催

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エリザベス女王、「9.11」20年にウィンザー城で追悼式典を開催

2001年9月11日に起きた米同時多発テロから20年となった、2021年9月11日。ニューヨーク、マンハッタンのワールドトレードセンター跡地では歴代の大統領らが参列し、追悼式が行われた。


3000人近くが犠牲となった米同時多発テロでは英国人の犠牲者もおり、ジョンソン首相はオリンピック・パークでビデオメッセージを発表したほか、9.11メモリアルパークなどでは犠牲者の家族だけでなくサバイバーも参加しての追悼式が行われた。

【写真を見る】2010年にワールドトレードセンター跡地を訪れたエリザベス女王
【写真を見る】2010年にワールドトレードセンター跡地を訪れたエリザベス女王画像はThe Royal Family(@theroyalfamily)公式Instagramのスクリーンショット

英王室は、2001年にはバッキンガム宮殿で、20年となる今年は、ウィンザー城で在英米国大使などを招き、黙祷とともに、米国の国歌に合わせての衛兵交代で追悼式が執り行われた。エリザベス女王は公式Instagramで、犠牲者及びその家族、そして消防士や警察官ら救助活動に尽力した人々に思いを寄せて追悼。また2010年に跡地を訪れたことにも触れ、世界中の人々が集まり、この場所を立て直すべく結束するコミュニティ力にも敬意を表している。

チャールズ皇太子夫妻は、公式Instagramにワールドトレードセンター跡地周辺の写真を掲載
チャールズ皇太子夫妻は、公式Instagramにワールドトレードセンター跡地周辺の写真を掲載画像はClarence House(@clarencehouse)公式Instagramのスクリーンショット

またチャールズ皇太子夫妻は、Instagramにワールドトレードセンター跡地周辺を捉えた写真とともに追悼の意を表し、ウィリアム王子夫妻は自らの声明文は掲載せず、Twitterにエリザベス女王の声明文を掲載することで女王への敬意も表した。一方のヘンリー王子夫妻は、またもや独自路線を追求したようで、アーチウェル財団の公式Webサイトに、犠牲者全員の名前を羅列し物議を醸している。

文/JUNKO

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