公開迫る「007」最新作!ダニエル・クレイグ&ラミ・マレックのロングインタビュー映像が解禁

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公開迫る「007」最新作!ダニエル・クレイグ&ラミ・マレックのロングインタビュー映像が解禁

公開が間近に迫ったダニエル・クレイグ主演のシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)。このたび同作より、クレイグと共演のラミ・マレックのロングインタビュー映像が解禁された。

『007スペクター』(15)から6年ぶりとなるシリーズ25作目の本作では、殺しのライセンスを持つ英国諜報部MI6の“00エージェント”を引退したボンド(クレイグ)が再び任務に復帰。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追っていく。その黒幕サフィンを、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマレックが演じるほか、前作に引き続きレア・セドゥ、レイフ・ファインズら豪華キャストが脇を固める。

今回、解禁されたのはクレイグとマレックが並んで座りインタビューに答える映像と、本作のダイジェストの2部構成。「007」シリーズへの出演についてクレイグは「あまりにも(影響が)大きくて言葉にできない。キャリアに関する何もかもが一変した」と一言で表せない思いを明かす。一方のマレックはサフィン役について「底意地が悪く、悪意に満ちている。自分のしていることを極めてポジティブに捉えている。だからこそ2人は激しく対立するんだと思う」と考察。さらに「アカデミー賞受賞も尋常じゃなかったが、この役を受けた時も本当に特別な瞬間だった」とプレッシャーを吐露する。

お互いの印象について、マレックは「(クレイグの)あまりのオーラに最初のセリフが出てこなかった。(気迫に圧された?)イエス!だって、ビビらない俳優はいない」と興奮気味に語ると、対するクレイグは「ラミは真剣そのものでプロに徹していた。想像を超えた素晴らしさだった。ラミが役になり切っているおかげで、その場にいるだけで自然にリアクションできる」と返し、称えあう一幕も。


さらに、本作でのアクションについて「歳をとって全てが昔より大変だよ(笑)」とクレイグが切り出し、トレーニングに「1年ほどしたよ」と明かすと、マレックは「1作目を始めた頃は数ヶ月で済んだそうだ。今はもう少しかかるって」と撮影中に聞いたネタを披露。これにクレイグは「昔は6ヶ月もあればすごくいい体に仕上がった。歳をとって期間が長くなった。でもそれだけの価値はある」と年を経ても変わらぬ役作りへのこだわりを告白。そして「自分では役不足だと思う時もあった」とシリーズ初参戦で最凶の敵という難役への葛藤も明かすマレックに「サフィンは撮影しながらみんなで作っていった。ラミは驚くほどオープンで、こちらが打てば打つほど響く。徐々に固めていった感じだ」とその姿勢を絶賛する。

最後にクレイグは「究極的には “愛” についての物語だ。本作はそういう作品だ」と言葉少なめながら本作について語る。最凶の敵に立ち向かうボンドにどんな運命が待つのか?クレイグ版ボンドの愛の物語、その壮大かつエモーショナルなフィナーレに期待は高まるばかりだ。

文/根本一凛



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