菅田将暉、コミカルな主演作で“渾身の顔芸”オンパレード!
映画やドラマにと出演作が途切れない若手実力派俳優の筆頭・菅田将暉。今年公開の映画が現在5本も控えているが、最新主演作『帝一の國』(4月29日公開)では、抜群のコメディセンスを遺憾なく発揮している!
「ライチ☆光クラブ」など、美麗な作画と異色の物語が魅力の漫画家・古屋兎丸の人気コミックを実写化した本作。国内屈指の名門校を舞台に、生徒会長の座を狙う男子高校生たちの苛烈なバトルが、ハイテンションかつコミカルに描かれていく。
菅田が演じるのは、名門・海帝高校の生徒会長選挙に命をかける主人公・帝一。「僕は、靴を舐めて、勝つ。」というキャッチコピーがつけられるほど、生徒会長になるために権力者にすり寄り、“忠犬”としてなりふり構わず突き進む超野心的なキャラクターだ。
菅田のコミカルな演技といえば、CM「au三太郎シリーズ」の鬼ちゃんのような、チャラいけどどこか憎めない“お調子者キャラ”が印象的。しかし今回の帝一役は、そのイメージを覆す成績優秀な優等生。マジメ過ぎるからこそ、“真剣にふざけている面白さ”が際立つ設定となっている。
特に、同級生・大鷹弾(竹内涼真)へのライバル心に燃える帝一の“顔芸”は必見。野心の塊である“ブラック”な帝一とは対照的に、弾は清廉潔白な爽やか好青年だ。イケメンでスポーツ万能で、まるで正義のヒーローのような弾が注目を浴びるたび、帝一は嫉妬と憎悪が入り混じった強烈な表情を見せる。
そのほか、帝一の父親を演じる吉田鋼太郎とのハイテンションな演技合戦や、恋人役の永野芽郁とのシュールな会話劇も見もの。菅田将暉が真剣にふざける姿がバカバカしくも可笑しい、映画『帝一の國』の全貌はぜひスクリーンで確認して!【トライワークス】
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