キャサリン妃、スキニージーンズ&ジャケットスタイルでアウトドアイベントへ
長い夏休みを終えて公務を開始したキャサリン妃が、スキニージーンズとジャケットスタイルで、2つのアウトドアイベントをこなした。
最初に訪問したのは、湖水地方のアンブルサイド近郊にある英王立空軍(RAF)士官候補生の訓練施設で、ウィンダミア・アドベンチャー・トレーニングセンターの再オープンを記念して訪れたもの。スポーツ万能なキャサリン妃は髪を後ろに束ねてヘルメットをかぶり、5月のスコットランド外遊でも着用していたブランド、シーランドのダウンジャケットにラウンドネックのベージュのセーター、黒いスキニージーンズ、シーバイクロエのスウェードのブーツという鉄板の装い。リーダーシップを養うため、英国中から同訓練所に集まった士官候補生らと談笑したり、アブセーリングやマウンテンバイクを体験した。
その後は、自然にインスパイアされた英国ブランド、リアリー・ワイルドのツイードのベルト付きジャケットにお召し替え。
「Independent」などによれば、キャサリン妃が訪問したのは、第2次世界大戦後の1945年に、強制収容所で受けた残虐行為から回復するため、ホロコーストの生存者である子どもたちが滞在した、湖水地方のウィンダミア。キャサリン妃は、「ウィンダミア・チルドレン」と呼ばれる300人余りの人々のうちの男女2人とボートに搭乗した。2人の心に寄り添いながらも、キャサリン妃の子どもたちの話にも花を咲かせたそうで、2人は「キャサリン妃とお会いできて話ができたことはとても光栄だった」と語っている。
かねてから、幼少時代にアウトドアのアクティビティや自然と触れ合うことの重要性を語っているキャサリン妃は、2つの公務を通じて、アウトドアのレクリエーションが、トラウマやストレスを開放するためにもたらす癒しの効果について理解を深める狙いがあったそうで、その成果は十分に得られたようだ。
文/JUNKO