ベアトリス王女、第1子はエリザベス女王と夫の祖先に敬意を表した名前に
9月18日に、夫エドアルド・マペッリ・モッツィとの間に第1子となる女の子が誕生したベアトリス王女が、13日後となる現地時間10月1日、正式に名前を発表した。
今回も、現地時間20日に誕生を明らかにしたエリザベス女王の公式Instagramやベアトリス王女の公式Twitterなどで公表したもので、娘の足形の写真とともに、「娘をシエナ・エリザベス・マペッリ・モッツィと名付けました。私たちは元気にやっており、ウルフィー(エドアルドの息子クリストファー・ウルフの呼び名でベアトリス王女は継母にあたる)はシエナの最高の兄です」と報告している。
この名前については、「シャーロット王女もシャーロット・エリザベス・ダイアナ・オブ・ケンブリッジ王女とミドルネームにエリザベス女王の名を入れていますし、ウィリアム王子の従姉のザラ・ティンダルも次女レイナ・エリザベス・ティンダルのミドルネームにエリザベスの名を入れています。ベアトリス王女の娘も、エリザベス女王にとって12番目となるひ孫ですので、敬意を表しているのでしょう。またシエナは、イタリアのトスカーナ地方の地名にちなんでいるようです」と「Hello!」などが伝えている。
マペッリ・モッツィは夫エドアルドの名前だが、エドアルドは、ベルガモの貴族の末裔でイタリアの伯爵アレッサンドロ・マペッリ・モッツィの長男。北イタリアのポンテ・サン・ピエトロにある18世紀の城ヴィラ・マペッリ・モッツィを継ぐことになる出自であり、父親モッツィ伯爵は「Daily Mail」に、「エドアルドは当家唯一の男系子孫で、次の世代を誕生させることができる存在です。伯爵の称号を持ち、その妻は自動的に伯爵夫人となり、子どもたちも伯爵または伯爵夫人となります」と語っており、2人は双方の祖先に敬意を表した名前を付けたようだ。
文/JUNKO