長州力、セクシー衣装に身を包んだ武田梨奈のキックは「すごいキレてる」
日本発のSF作品の金字塔「攻殻機動隊」をハリウッドで実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の顔面ハッキングイベントが3月30日にニッショーホールで開催され、長州力と武田梨奈が劇中のコスプレをして登壇。セクシーな衣装の武田からハイキックを受けた長州が「キレてる」とお馴染みのフレーズをもじった感想を放ち、会場を沸かせた。
本作は、脳以外は全身義体であり、捜査組織・公安9課の先頭に立つ少佐の起源を追うSFアクション大作。この日は、少佐を心身ともに支える相棒・バトーのコスプレに長州がチャレンジ。琉球空手黒帯という経歴を持つ武田は、少佐に扮したセクシーなコスプレ姿を披露した。
約2時間のメイク時間を経て、すっかりバトーに変身した長州は客席から登場。会場から大きな拍手を浴び、「大変光栄です」と挨拶した。バトーの義体化された瞳まで再現しており、「全然、見えない。とにかく大変」と視界が狭い様子の長州。武田は「以前もお会いしたことがあるんですが、本当に優しい方。今日はちょっと怖いです」といつもとは違う長州の姿に戸惑っていた。
すでに映画を観たという2人。長州は「僕は映画好きなのですが、SFアクション映画のなかでダントツ」と大絶賛。アクション女優でもある武田は、「アクションシーンが印象的」とやはりアクションシーンに惹きつけられたようで、「スローモーションとかもあって、アニメーションチックに描かれていた。こういうアクション映画も出て来たんだと思った」と新鮮な体験となった様子だ。
ステージでは「本編を再現する」との名目のもと、ミットを持った長州を相手に、武田がキックをお見舞いすることになった。武田は恐縮しながらも、「ヤッ!」と声を上げて高さとスピードのあるキックを決めた。武田は「反撃が来るんじゃないかと怖かった」と苦笑い。長州は「すごいキレてる。キレてましたよ」と武田のキックの“キレ”に惚れ惚れとしつつ、「これを言わせたかったんでしょう」とニヤリ。サービスたっぷりに会場を盛り上げていた。【取材・文/成田おり枝】