エリザベス女王、公務で17年ぶりに杖を使用…心配の声が再燃
現地時間12日の朝、エリザベス女王(95)が公務で17年ぶりに杖をついて歩き、英国民に衝撃を与えたようだ。
娘のアン王女とともに美しいブルーの帽子にコートという装いで、愛車のロールスロイスでウェストミンスター寺院に到着したエリザベス女王が、車から降りて寺院の入り口に向かう際に、右手に持った杖を使って歩いている様子などが、「Daily Mail」などに捉えられている。
誰のサポートも借りずに自身の足で車から降りた後にアン王女から杖を渡されていたことや、待ち受けた子どもたちから花束を受け取る際には、左手に杖を持っており、あくまでサポートのためのようだが、先週、三男のエドワード王子とともにバッキンガム宮殿で行われた公務にオレンジのコート姿で出席した時には、杖を使っていなかった。
過去にエリザベス女王が杖を使用していたのは、右ひざの手術をした2003年の1月と12月、2004年1月で、それ以来17年ぶりのことになる。その影響があるのかは不明だが、「年齢的に不思議ではないが、突然杖を使いだしたとなると心配だ」といった声が寄せられている。
また以前から、「フィリップ王配が亡くなられた悲しみと、孫のヘンリー王子夫妻の英王室批判による心労で、すっかり痩せてしまった」と心配の声が上がっていたことから、少し落ち着き始めたいまになって、気丈にふるまっているエリザベス女王の身体に、なんらかの異変が起きている可能性を懸念する声もあるようだ。
エリザベス女王は、2022年に在位70周年を迎えるにあたって、1年を通じて歴代最長の在位年数を讃える祝賀行事“プラチナジュビリー”が予定されている。
文/JUNKO
作品情報へ