岸井ゆきのと浜辺美波が親友役に!『やがて海へと届く』来春公開決定
主演を岸井ゆきのが務め、浜辺美波が共演する『やがて海へと届く』が2022年の春に公開決定。中川龍太郎監督がメガホンをとる同作より、岸井&浜辺の撮り下ろし写真とコメントが到着した。
本作は、彩瀬まるによる同名小説を原作とする、強い絆で結ばれた親友たちの12年にわたるせつなくも愛おしい物語。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏みだそうとする姿を描く。自分にないものを持つ親友に密かに憧れる真奈を岸井、自由奔放で不思議な魅力を持つ真奈の親友のすみれを浜辺が演じる。岸井と浜辺は初共演となる。
解禁された撮り下ろし写真は、写真家の木村和平がフィルムカメラで撮影したもの。2人の透明感とともにかすかに笑顔を浮かべた柔らかい表情が切り取られ、期待感が高まる。
岸井は「胸が詰まるような思いの先で、息が出来る場所をさがす物語です」、浜辺は「喪失を悲しみとしてだけ残さない作品です」とそれぞれに振り返り、原作者の彩瀬は「ただ当たり前に、うまくいかない日常を生きている彼女ら、彼らの、結実しなかった願い、誠実であろうとしたもがき、そのひとつひとつが、愛おしかったです」とコメント。対する中川監督は、「僕は、この物語が岸井ゆきのさん演じる真奈と、浜辺美波さん演じるすみれの時間や空間を超えた『ラブストーリー』だと思っています」とその想いを語っている。
原作の壮大なスケールや描写から実写化困難とも囁かれていたが、詩人としても活躍する中川監督の世界観と圧倒的映像美が見事に融合されたという。実力派女優2人が競演する『やがて海へと届く』の公開を楽しみに待ちたい。
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