クリストファー・ノーラン新作、ロバート・ダウニーJr.&マット・デイモンらが出演交渉中
クリストファー・ノーラン監督の次回作として正式決定した『Oppenheimer』(2023年7月21日全米公開)に、ロバート・ダウニーJr.とマット・デイモン、エミリー・ブラントの3名が出演交渉中であることがわかった。「Deadline」や「The Hollywood Reporter」など複数メディアが報じている。
本作はピューリッツァー賞に輝くノンフィクション「オッペンハイマー『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を原作に、第二次世界大戦中に原子爆弾を開発・製造する「マンハッタン計画」を率いながらも、後に水爆の製造に反対するようになる理論物理学者J.ロバート・オッペンハイマーの人生を描いていく。オッペンハイマー役を、ノーラン作品6度目のタッグとなるキリアン・マーフィーが演じることがすでに発表されている。
そしてこのたび出演交渉中であると報じられた3名が演じる予定なのは、ブラントがオッペンハイマーの妻キティ役。デイモンはマンハッタン計画に参加したレスリー・グローヴス役。そしてダウニーJr.は原子力委員会の議長ルイス・ストローズ役とのこと。出演が実現すれば、デイモンは『インターステラー』(14)以来のノーラン監督とのタッグとなり、ダウニーJr.とブラントは初のノーラン作品出演となる。
既報の通りユニバーサル・ピクチャーズが配給権を獲得し、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマをはじめとした『TENET テネット』(20)のスタッフ陣が再集結する『Oppenheimer』。さらなる追加キャストなど、今後届けられる最新情報から目が離せない!
文/久保田 和馬
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