生田斗真、「『土竜の唄』シリーズで最も裸のシーンが長い作品」と、全裸シーンの舞台裏を告白
生田斗真主演映画『土竜の唄 FINAL』(11月18日公開)の完成報告会が、11月11日にグランドハイアット東京で開催され、生田、鈴木亮平、菜々緒、滝沢カレン、仲里依紗、堤真一、三池崇史監督が登壇。生田は「シリーズで最も裸のシーンが長いと思います。冒頭20分くらい衣装なしですから」と言って笑いをとった。
『土竜の唄 FINAL』は、高橋のぼるの人気コミックを実写映画化した人気シリーズ最新作にして最終章。ちょっぴりスケベだが真っ直ぐで熱すぎる警察官の菊川玲二(生田)が、潜入捜査官<通称:モグラ>に任命され、最凶のヤクザ組織に潜り込む。FINALのクライマックスでは、豪華客船を舞台に、玲二たちが大暴れする。
生田は「『土竜の唄』と言えば、裸のシーンが代名詞みたいになっています。1作目は車のボンネットに全裸で張り付けられて洗車機に突っ込まれ、2作目ではヘリコプターにぶらさがりながら大阪の町を飛び回りました。パート3も皆さんの期待が膨らんでいると思いますが、その期待を大いに上回るシーンになりました」と胸を張る。
裸になった生田を目の当たりにしたという滝沢は「すてきでした。とても鍛えてらっしゃるのがわかりますし。でも、私はそこでドキドキするような役ではなかったので、緊張しながらの撮影でした」と言うと、菜々緒も「私も目の当たりにしたことはないかもしれない。残念なことに。でも、スクリーンで楽しんでいただきたい」とアピール。
冒頭での生田の全裸シーンで、カモメを操ったという三池監督は「だいたい自分は、乳首回り担当です。カモメがちょっと玲二の乳首をかじるシーンがあります。乳首はジムで鍛えたって作れないし、ウソをつかない」と語り、生田の乳首について、「きれいです。やさしくしてもらってるんだなと、うらやましく感じながら、このやろうと思いながら、カモメでつつきました。どうせ監督になったんだからそれくらいね」とおちゃめに言うと、会場は大爆笑。
生田はそんな三池監督について「監督には、シリーズを通してやってもらっていて。パート2の時も、トラのカギ爪みたいなものをつけて、玲二の下着を破るというシーンがありました。相棒みたいな感じです」と監督との信頼関係を口にした。
また、3作を通じて恋人役を演じた仲は「3作目にして、ようやく同じシーンが多かったので、ようやくゆっくり話せました。1作目はお互いに距離があって、あまり話せなかったけど、今回はバディでした」と笑顔を見せた。
最後に生田は「この『土竜の唄』は、僕の人生を変えてくれたようなとても意味のある映画になりました。本作は、ファイナルのつもりで全身全霊を込めて作りましたので、多くの方に明日を生きるエネルギーを注入していただきたいと思います。本当にすごい映画ができてしまいました」と力強く締めくくった。
取材・文/山崎伸子