白濱亜嵐「GENERATIONS全員がそれぞれ主演をやる時がくるなんて」GENERATIONS&主題歌アーティスト18名集結のプレミア開催!
続いて、森義隆監督の『怪談 満月蛤坂』に主演した中務は、本作で板前役を熱演。「事前に料理指導をしていただいて、そこから料理にハマってしまって。お父さんとおじいちゃんが料理人だったので、血が騒ぎました」と明かし、物語では徐々に妊娠していくという怪談ならではのストーリーが展開するが、中務も「台本を見た時に『僕が妊娠するで合っていますか?』って何回も確認しました(笑)」と振り返り、さらに初の濡れ場も経験することとなったが「これも『僕で合ってますか?』って確認して(笑)」と明かし会場を笑わせた。また主題歌を担当した伶は、怪談話のなかにも「実際に観てみると時を超える想いや愛など、ショートフィルムの中でぎゅっと見どころが詰まっている作品」と感想を熱く語った。
また真利子哲也監督の『COYOTE』で主演を務めた片寄涼太は、作品について「コロナ禍だからこそうまれた作品。あの時間をカタチに残せたというのはなかなかない作品」だと語り、あわせて主題歌も担当した片寄だが「もともと俳優の斎藤工さんが歌っていた楽曲をカバーしたのですが、今回のイベントで歌わせていただくのはすごく不思議な感覚で。袖で映画を観ていて、あの時の感情とかを思い出して泣きそうになって、いっぱいいっぱいになってしまって…。全然いつものライブとは違って、終わってからすごい胃が痛くなって(笑)」と明かしつつ、「でもこのプロジェクトだからこそ経験できたこと。楽曲を通して愛される作品になれば」と呼びかけた。
また、新城毅彦監督の『真夜中のひとりたち』で主演を務めたのが関口メンディー。愛しい人を失った純朴な青年の青木役を演じたが「今までのキャラクターがコミカルな役だったりで、その時は笑いを狙いにいっている感じがあったんですけど、今回は演じる上で普通にして、盛らないというのを意識して撮影しました」と役作りを語り、さらに“辛いことを乗り越えるコツ”を聞かれると「笑うことですね!」と即答。「青木は大切な人を失って哀しみの中にいるけど、前に進むためには笑顔が大切。楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しいという言葉が好きで、笑ってると人が寄ってきてくれるし、普段悩んだ時も『まいっか』って笑顔になることは心がけています」と語った。さらに主題歌を担当した同メンバーの数原龍友は「切なさとポジティブな部分は意識して歌いました。でもずっと頭の中にメンディーくんが浮かんでいて、正直集中力が…(笑)」とボケるとすかさず関口が「ごメンディー!!」と叫び、一気に会場を沸かせる場面も。
最後には、作品を代表して白濱が「CINEMA FIGHTERSはこのメンバーで挑戦しましたが、今後も続いていくので応援していただきたいです!皆さんが今回初めてのお客さんなので、この映画を広げていただけると嬉しいです!」と強く呼びかけた。
取材・文/富塚沙羅