井ノ原快彦、岡田准一の誕生日をアピールし「今日イチの拍手!」『映画 すみっコぐらし』舞台挨拶
『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』の“大ひっと御礼舞台挨拶”が、11月18日に新宿ピカデリーで開催され、ナレーションを務めた井ノ原快彦、大森貴弘監督、とかげ、とんかつ、えびふらいのしっぽなどのすみっコたちが登壇。11月1日に解散したV6について井ノ原は「僕はグループを組んだことはあったけど、解散したのは初めてで。卒業しても学校あるからなあ、という感じです」と言ったあと「今日は岡田くんの誕生日です」と岡田准一の誕生日をアピール。拍手を浴びると、「今日イチの拍手をもらいました」とうれしそうに語った。
11月13日~11月14日の国内映画ランキングで、動員数・興行成績ともにシリーズ初となる総合第1位に輝いた本作。井ノ原は「僕も初日に観に行ったんですが、家族連れの方が多くて、映画が始まっても感想を言い合ってるのが、とても良くて。騒ぎながらもここは観たいと、子どもたちが張り詰める瞬間もあって。映画の良さが子どもたちの反応を見てわかりました」と満足気に語った。
また、メガヒットした要因について問われた井ノ原は「やはり家族みんなで安心して観られるってところだと思います。しゃべりなら観られるし、すみっコたちの台詞がないぶん、終わったあとで『あれはなにを言いたかったんだろう』と話し合える。終わってからの時間も楽しめるのが1つの大きな特徴だし、もう1回観てみようかという気持ちになれる理由だと思います」とコメント。
大森監督は「前作が大変ヒットしたので、緊張したし、プレッシャーを感じて入っていきました」と語ったあとで「10周年ということで、すみっコたち1人1人の個性を描けたらいいなと思っていて、バリエーション豊かに、それぞれの推しキャラを楽しめるように作ったつもりです」とアピールした。
最後に、主題歌「Small world」を手掛けたBUMP OF CHICKENから届いたメッセージ動画も上映され、大いに会場は盛り上がった。また、全員でのフォトセッションでは井ノ原自ら、すみっコたちの立ち位置を直し、和気あいあいとした雰囲気のなか、舞台挨拶は幕を閉じた。
取材・文/山崎伸子