「攻殻機動隊」の新章!?実写版監督の“攻殻愛”がほとばしる特別映像到着!
士郎正宗のコミック「攻殻機動隊」をスカーレット・ヨハンソン主演で実写映画化したSF超大作『ゴースト・イン・ザ・シェル』(公開中)。もともと「攻殻」シリーズの大ファンだったというルパート・サンダース監督の“攻殻愛”がほとばしる特別映像がこのほど到着した!
原作の有名なシーンを、ヨハンソンらキャストと撮影するサンダース監督が映し出されるこの映像。身振り手振りで場面の意図を伝え、丁寧に役者の演出をつけていく姿からは、嬉々としてこの撮影に臨んでいることがうかがえる。
それもそのはず、サンダース監督は、今作の撮影前にプロデューサーたちに自らのビジョンを伝えるため、110ページにも及ぶ自作のグラフィック・ノベルを作成したというほどのマニア。「攻殻機動隊の、もともとの世界に立ち返りたかったんだ」という監督の言葉通り、原作の雰囲気を壊さぬよう、あえて80年代の車と90年代の機関銃を使ったりと、並々ならぬこだわりで本作を作り上げたのだ。
ヨハンソンは「ルパートは、原作へのオマージュを視覚的に完璧に再現してみせたわ。でも彼独自の感覚も随所にあるの。私たちの想像する未来と違って没個性的で街並みはゴチャゴチャ。享楽的な未来像と言えるかもしれないわね」と語り、サンダース監督が映像化した攻殻機動隊の圧倒的なビジュアルに、すっかり引き込まれた様子だ。
「本作は、士郎正宗の世界観が生んだ『攻殻機動隊』の新たな第一章だ」と豪語するルパート・サンダース監督。原作への愛と尊敬が随所にあふれ出ている本作をぜひ劇場の大スクリーンで楽しんでいただきたい!【Movie Walker】
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