柄本佑と伊藤沙莉が“クマ王国”の魅力を語る!『シチリアを征服したクマ王国の物語』インタビュー動画が解禁
“イタリアのカフカ”と称されるディーノ・ブッツァーティの児童文学をアニメーション映画として映像化し、今年11月に開催された新千歳アニメーション映画祭で長編部門のグランプリを受賞した『シチリアを征服したクマ王国の物語』(2022年1月14日公開)。このたび本作で日本語吹替え版を担当する柄本佑と伊藤沙莉、リリー・フランキーのインタビュー動画が解禁された。
イラストレーターとして活躍するロレンツォ・マトッティがメガホンをとり、ダイナミックでグラフィカルな表現が大きな話題を集めている本作。物語の舞台は古代のシチリア。山奥に住むクマたちの王レオンスの息子トニオが、ハンターたちによって連れ去られてしまう。レオンスは我が子を救出すべく、クマたちを引き連れて人間が住む平地を目指して山を降りていく。やがてクマたちは、人間との戦いの末にクマと人間が共存する太平の世を迎えることになるのだが…。
このたび解禁されたインタビュー動画では、語り部のジェデオン役と魔術師デ・アンブロジス役の2役を演じた柄本と、ジェデオンの弟子アルメリーナ役、トニオと行動を共にする勇敢で聡明な女性アルメリーナ役、人間にさらわれる幼少期のトニオ役の3役に挑戦した伊藤が本作の感想を和気あいあいとしたムードで語り合う。また、洞窟の老クマを担当したリリーも、リラックスした様子でアフレコの難しさについて語る。
魔術師が唱える“魔法の言葉”に苦戦しながらも役になりきった柄本、3つの役柄を見事に演じ分けた伊藤、そして物語に説得力と奥深さを加えてくれたリリー。彼ら声優陣が、クマ王国たちの物語にどのように彩りを添えているのか。是非とも劇場で、その声の演技を堪能してほしい。
文/久保田 和馬
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