星野源、花澤香菜らが『夜は短し歩けよ乙女』キャラをイメージした衣装で登場!
森見登美彦のベストセラー小説をアニメ映画化した『夜は短し歩けよ乙女』(公開中)の公開記念舞台挨拶が4月8日にTOHOシネマズ新宿で開催され、星野源、花澤香菜、秋山竜次(ロバート)、湯浅政明監督が登壇。キャスト陣が役柄をイメージした衣装で登場し、会場を沸かせた。
本作は、クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”が、個性豊かな仲間たちを巻き込みながら、恋を成就させようと奔走する姿を描く青春恋愛映画。星野が、“先輩”役でアニメ声優としては単独初主演を務めた。
この日、星野は“先輩”をイメージした白シャツ姿。花澤は、演じた“黒髪の乙女”にそっくりな赤のワンピース姿で登場。星野も「かわいい」と惚れ惚れとしていた。白の襟、ウエストのリボンも忠実に再現されており、花澤が「あれをもとにデザインしたもの。本当に売るらしい」と言うように販売予定もあるそう。「みんなの着た姿が見たい!でも汗染みに気をつけてね」と現実的なアドバイスを送っていた。
またこの日は映画タイトルにかけて、「印象深い夜の思い出」をそれぞれが告白することに。星野は「昨年の12月31日」と語った。「紅白歌合戦に出場して、そのままTBSの『カウントダウンTV』に出演しなければいけなくて。NHKの放送が終わった瞬間、車に乗って違うテレビ局まで移動して、その車中で年を越した」と多忙ななか年を越したそうで、「素敵な夜でした」としみじみと語っていた。
花澤は「録画の整理をしていて、ひとつずつ消していた。眼鏡を外してボヤボヤして消していたら、全部消してしまった!私の吉本新喜劇が全部、消えちゃって!本当に、苦い思い出です」と吉本新喜劇が好きなことを明かしつつ、衝撃の一夜について述懐。星野が「すべての乳首ドリルが消えたんだね」と新喜劇の人気ネタを出して花澤の悲しみに寄り添うと、花澤は「本当です!何回乳首ドリルがあったのか。はああ…」とがっくりと肩を落としていた。
ステージに、原作者の森見登美彦が駆けつける一幕も。森見は「最初はびっくりした。中毒性があって、見れば見るほど味が出る映画」と太鼓判を押していた。【取材・文/成田おり枝】