話題の映画や映像作品から思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。今回は、シリーズ4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)と5作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07)が「金曜ロードショー」で2週連続放送されるなど、注目を集めている「ハリー・ポッター」シリーズのアイテムを紹介していきたい!
今回は、クオリティは高いが、価格は高すぎないのがうれしいBANDAI SPIRITSの「S.H.Figuarts」シリーズのフィギュアで、1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)に登場したキャラクターたちを造形したものをチェックしていく。
まずは作品の主人公を全高約12cmで立体化した「S.H.Figuarts ハリー・ポッター (ハリー・ポッターと賢者の石)」から。デジタル彩色によって演じたダニエル・ラドクリフがそっくりに再現された頭部は、笑顔、歯を食いしばる険しい表情など3種類が付属。
ローブを身に纏ったボディは、腕、足、首などに可動ポイントが設けてあるため、付属の魔法の杖を構えたり、箒の“ニンバス2000”に跨ったりというポージングもお手のもの。これらに加えて。羽を付け替えることができるふくろうのヘドウィグや交換用のローブ、教科書など付属品も充実しており、劇中のシーンを再現できるのもうれしい。
そんなハリーの親友の一人であるロンのフィギュア「S.H.Figuarts ロン・ウィーズリー (ハリー・ポッターと賢者の石)」。こちらのアイテムもキャストのルパート・グリントの特徴をしっかりと捉えたデジタル彩色が施され、どこか不満げに顔を傾げる表情と笑顔の2種類のヘッドが付属する。
もちろんボディは可動ポイントを備えており、自在にポーズを決めることができる。魔法の杖、箒、教科書など魔法学生のお決まりセットに加え、ロンがかわいがっているペットのスキャバーズもセットに。腕に乗せたりして遊ぶことができる。
エマ・ワトソンが演じたハーマイオニーを全高約12cmで立体化した「S.H.Figuarts ハーマイオニー・グレンジャー (ハリー・ポッターと賢者の石)」もまた、デジタル彩色が施された、凛々しい表情と笑顔のヘッドが付属。ややウェーブした髪の毛も細かく作り込まれている。
紋章の入ったローブやグリフィンドールのカラーリングのネクタイなど細部までこだわったコスチュームを纏ったボディは、可動によってポージングも自由自在。付属品は、初めての呪文学クラスのシーンを再現できる魔法の杖や羽に加え、カバン、教科書、そして物語の鍵を握る賢者の石まで付いてくる充実ぶりだ。
劇中のキャラクターたちはシリーズを追うごとに成長していくが、観る者の印象に強く残っているのがこの『ハリー・ポッターと賢者の石』における姿ではないだろうか。公開20周年の記念イヤーだからこそ、これらのアイテムをチェックし、手に入れてみてはいかがだろうか。
文/サンクレイオ翼